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DCドラマ「タイタンズ」米国版予告編が公開される ― 激しい暴力描写とダークな作風に注目、日本配信未定

DCコミックス
The DC logo is a trademark of DC Comics.

DCコミックスによるサブスクリプション・サービス「DC Universe」が配信する、初のオリジナル・ドラマ作品「タイタンズ(邦題未定、原題:Titans)」の米国版予告編が公開された。このサービスは米国限定で開始されるもので、「タイタンズ」の日本における配信は未定となっている。

「タイタンズ」の主人公となるのは、バットマンの相棒“ロビン”として多くのコミックファンに愛されるキャラクター、ディック・グレイソン。本作では、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017)でヘンリー・ターナー役を務めた新鋭ブレントン・スウェイツが演じる。

「ファック、バットマン」。この一言と予告編の随所にみられる激しい描写で、すでに「タイタンズ」の作風を十分につかむことができるだろう。流血や人体の破壊を含むバイオレンス・アクションや、ゴシック調の雰囲気を感じさせるホラー演出のほか、もちろんヒーロー・ドラマとしてのケレン味も存分に楽しむことができそうだ。

「タイタンズ」にはブレントン・スウェイツのほか、注目の子役ティーガン・クロフト、チャドウィック・ボーズマン主演映画『キングのメッセージ』(2017)のアンナ・ティオプ、『ベイマックス』(2014)で声優を務めたライアン・ポッター、『ミュータント・タートルズ』シリーズ(2014, 2016)でラファエロ役のモーション・キャプチャー&声優を担当したアラン・リッチソン、『大統領の執事の涙』(2013)のミンカ・ケリーが出演。
脚本&製作総指揮には、DC作品の重鎮ジェフ・ジョンズをはじめ、「ARROW/アロー」(2013-)や「THE FLASH/フラッシュ」(2014-)などのグレッグ・バーランティ、『ビューティフル・マインド』(2001)や『ダ・ヴィンチ・コード』(2006)のアキヴァ・ゴールズマンが参加している。

DC Universeでは本作に続いて、オリジナルのドラマ作品として「スワンプシング(邦題未定、原題:Swamp Thing)」「ドゥーム・パトロール(邦題未定、原題:Doom Patrol)」「スターガール(邦題未定、原題:Stargirl)」が配信される。米国ではサービスへの登録受付がスタートしているが、2018年7月20日現在、残念ながら日本からは登録することができない。

ドラマ「タイタンズ(邦題未定、原題:Titans)」は2018年秋にDC Universeにて配信予定。日本での配信情報が待たれる。

Sources: DC, Variety
The DC logo is a trademark of DC Comics.

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。