『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』邪悪な新ドロイド・BB-9Eの役割と謎 ― ルーク&ダース・ベイダーとのリンクも

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に登場する、未だその全貌が謎に包まれた新ドロイド、それがBB-9Eだ。前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)に初登場したBB-8と同じ「BBユニット」でありながら、その実体はまるで異なるという。

Entertainment Weekly誌は、本作の劇場公開に先がけて、このBB-9Eの特徴や裏話を紹介している。謎は謎のままだが、そこに秘められた意味を探ってみると、きっと『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の見どころを増やせるにちがいない。

注意

この記事には、映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のネタバレと捉えうる内容が含まれています。

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デザインと名前に込められた、BB-9Eの役割

BB-8がレジスタンスのドロイド、パイロットであるポー・ダメロンの相棒であるのに対して、BB-9Eはファースト・オーダーの冷酷な“一匹狼”として登場するという。白と黒のデザインから漂ってくる冷たい印象、平たい頭部は、ぱっと見でBB-8との違いを想起させずにはいられないだろう。

またBB-9Eという名称に含まれる「E」とは、「Evil(邪悪)」を意味するもの。しかもライアン・ジョンソン監督によれば、BB-9Eと名づけられる以前、撮影現場では「BB-Hate(憎悪)」と呼ばれていたのだという。明るく快活なBB-8とはその名前からすべてが異なる、非常にネガティブなイメージをまとって誕生したドロイドだったのだ。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でクリーチャーやドロイドを手がけるニール・スカンラン氏は、BB-8とBB-9Eを製作する上で心がけたポイントをこう語っている。

「BB-8には豊かな人格と大きな心があります。ただ……私はある意味で、それはちょっとあざといなと常々思っていました。BB-9Eは、帝国の、冷酷なファースト・オーダー版のBBユニットはまさにこんな感じだろう、というところで取りかかったんです。もっと冷たくて、打算的で、かつ遠慮がなかったんですよ。」

こうした発想は、BB-9Eのデザインに象徴的に現れている。たとえば、ひとつしかない目玉は『2001年宇宙の旅』(1968)に登場するスーパーコンピューター、HAL 9000にオマージュを捧げたもの。青と白に光るというパネルはパトカーの灯りを思わせ、ボディのデザインは1960年代のパトカーの前面部から着想されているのだ。スカンラン氏いわく、BB-9Eには「パトロール要素」があるというが……本編では誰がこのドロイドに追われることになるのだろう?

ちなみにBB-8のカラーリングであるオレンジと白は、Xウイングのパイロットが昔から着用しているスーツをイメージしたもの。その一方で、BB-9Eの白と黒は、かのダース・ベイダーが着用していた“生命維持装置”であるアーマーに通じるものだという。
スカンラン氏は、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』にはBB-8とBB-9Eが対面するシーンが用意されていることを明かした。

「BB-8とBB-9Eにはすばらしい場面がありますよ。それはダース・ベイダーとルーク(・スカイウォーカー)の物語にも似ているんです。」

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は2017年12月15日より全国ロードショー。

Source: http://ew.com/movies/2017/11/28/star-wars-last-jedi-bb-9e/
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