『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ホルド提督シーン、撮影&編集秘話 ― 「シーンをまるごと現場で作り直した」

複数のストーリーラインが同時進行し、互いに絡み合いながら緊張感を高めていく本作の中盤において、ホルド提督の突撃シーンはその要となる。その自己犠牲を観客に受け入れやすくするように、監督は本編の再撮影において、前半シーンのホルドの造形をやや調整していたようだ。
米SlashFilmの独自取材によると、元々のホルドはポーに対して完成版以上に「上から目線」のキャラクターで、まるで子供相手に話すかのように彼を“ハニー(honey)”と呼んだり、“飛行機乗り(flyboy)”扱いしたりしていたという。大枠の人物描写や物語はそのままだったようなので、後半の展開を鑑みて、性格を少しだけ和らげる作業が施されたということだろう。よく見ると、アフレコで収録されたセリフと口の動きが一致していないところもあるそうだ。
映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は2017年12月15日より全国の映画館にて公開中。
Sources: https://www.thedailybeast.com/star-wars-the-last-jedi-director-rian-johnson-carrie-fisher-helped-write-leias-most-touching-scenes
http://collider.com/the-last-jedi-holdo-scene-explained/
http://www.slashfilm.com/star-wars-the-last-jedi-deleted-scenes/2/
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