『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でルークとレイアは再会するか?マーク・ハミル「僕たちはまるで本当の兄妹みたい」

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で、マーク・ハミル扮するルーク・スカイウォーカーは、1983年『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』以来の本格復帰を果たすことになる。前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)で先んじて復帰した、双子の兄妹であるレイア・オーガナ(キャリー・フィッシャー)との再共演が果たされるかどうかは、ファンにとってこれ以上なく大きな問題だろう。
本編の展開がどうなるかはさておき、本作の劇場公開を控えた今、米Entertainment Weeklyの表紙ではルークとレイアの再共演が実現している。
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— Entertainment Weekly (@EW) 2017年11月19日
ルークとレイアの絆は「歴史」にある
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の脚本・監督を務めたライアン・ジョンソンは、この表紙について「二人を表紙で見られるのはいいことですよね。たとえ(共演するのが)これで全部だとしても……」と述べて、本編での再共演については明言を避けている。
双子であるルークとレイアは、父親であるダース・ベイダー/アナキン・スカイウォーカーから逃れるべく、別々に育てられ、運命の再会を果たし、そして『ジェダイの帰還』にて真実を知る。観客が知っている、「双子の兄妹」としての姿はごくわずかなのだ。
しかしライアン監督は、ルークとレイアの繋がりはDNAではなく歴史を共有していることにこそあると強調する。
「『ジェダイの帰還』の最後まで、二人の絆は明らかになりませんでした。真実の絆とは、二人がルークとレイアであるということなんです。一緒に冒険して、一緒に辛い出来事を乗り越えてきた。」
ハン・ソロとレイアの息子であるベン・ソロ/カイロ・レンがダークサイドに落ちたことをきっかけにルークは姿を消し、その一方で、レイアはレジスタンスを率いる者としてファースト・オーダーと対峙する。二人は再び離れ離れになってこそいるが、きっとベン・ソロ/カイロ・レンやファースト・オーダーを介して何かを共有しているに違いないだろう。
ルーク役のマーク・ハミルは、レイアとの関係について「最大の疑問は(『フォースの覚醒』で)なぜルークがレイアに反応しなかったのかという点」だとしながら、「この映画を観てもらうまでは言えないことがたくさんあるんです」と述べている。
しかしそう言いつつも、マークはこれまでルークとレイアが培ってきた関係性や、2016年12月に急逝した故キャリー・フィッシャーと自身の絆について、このように語っているのだ。
「ルークにとっては、気分が落ち着くこと、家族がいると感じられることが大切なんです。彼女(レイア)のことを心から愛していると思いますよ。僕にとっては、レイアからキャリーを切り離すことも、ルークからマークを切り離すこともできないんです。まるで本物の兄妹みたいでしたからね。大喧嘩して、気分がコロコロ変わって、それでも数カ月どころか数年を過ごしました。ですから、また再会すると思いますよ。まるで……、」
同誌の紙面で、マークの言葉はここで終わっている。果たして兄妹は再会することになるのか、もし再会するとしたらどういった展開の中で起こるのか、そして二人の間に存在するハン・ソロやカイロ・レンについてはいかに語られるのか。すべてはマークの言葉通り、「映画を観るまでは」というわけだ。
映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は2017年12月15日より全国ロードショー。
Source: http://ew.com/movies/2017/11/21/star-wars-the-last-jedi-luke-leia/
写真:ゼータ イメージ