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トム・ハーディ、新作は『ダンケルク』に続く戦争映画 ― ボスニア紛争を記録する、薬物中毒者のジャーナリストを描く

Tom Hardy at Locke Premiere Birmingham 16th april 2014 / Tim Cornbill / remixed by ORIVERcinema

新作『ダンケルク』(2017年9月9日公開)を控える俳優トム・ハーディが、再びの戦争映画『マイ・ウォー・ゴーン・バイ、アイ・ミス・イット・ソー(原題:My War Gone By, I Miss It So)』に挑むことがわかった。バラエティ誌によると、ハーディは本作でプロデューサーも兼任するという。

本作『マイ・ウォー・ゴーン・バイ~』は、ジャーナリストのアンソニー・ロイド氏が1999年に出版した同名の回顧録を原作とするもの。監督は『ザ・コンサルタント』(2016)のギャヴィン・オコナーが務める。なお、ハーディとオコナーは『ウォーリアー』(2011)以来の再タッグだ。

原作の回顧録には、ロイド氏がボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の前線を記録する様子とともに、彼自身の個人的な葛藤――イギリス陸軍に従事した際の記憶や両親の離婚、そして薬物中毒――が書き込まれているという。
イギリスの軍隊気質が染み込んだ家庭に生まれ育ったロイド氏は、26歳でボスニア紛争を記録するためにイングランドを離れ、そこで人々の武力衝突を目撃している。しかし激しい戦闘の前線を見つめるかたわら、彼は薬物中毒の症状と格闘する日々を送っており……。

トム・ハーディは、映画化にあたってロイド氏の原作をこう語った。

「『マイ・ウォー・ゴーン・バイ~』は残酷な、しかし繊細な物語だ。(薬物)中毒と戦争体験、両方の本質を描いている。アンソニーの仕事や言葉、経験に感銘を受けたよ。僕にとっては重要な声だし、大切な本なんだ」

またオコナー監督も、ハーディと同じく原作に称賛の声を送っている。

「アンソニーの回顧録には最初のページから引き込まれた。こんな戦争の描写は読んだことがない。[中略]これはアンソニーにとっての『地獄の黙示録』なんだ。この本を映画化する機会に恵まれたことを光栄に、そして誇りに思う」

実話をもとにした戦争映画にして、その最前線を目撃したジャーナリストを主人公にしたドラッグ・ムービー。オコナー監督が言及した、歴史に残る傑作『地獄の黙示録』(1979)とはまた違った質感の作品になることだろう。
なお2017年7月27日現在、ロイド氏による回顧録の邦訳版は刊行されていない。映画版が公開される暁には、ぜひ翻訳されることを祈りたい……。

Source: http://variety.com/2017/film/news/tom-hardy-bosnian-war-movie-1202506034/
Eyecatch Image: Tom Hardy at Locke Premiere Birmingham 16th april 2014 / Tim Cornbill / remixed by THE RIVER

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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