新トゥームレイダーにソフィー・ターナーが決定 ─ 「アンジェリーナ・ジョリーを引き継ぐ責任感じる」

Amazonの実写ドラマ版「トゥームレイダー」の主人公ララ・クロフト役に、かねてから候補に上がっていた「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のソフィー・ターナーが決定した。撮影は2025年11月19日に開始予定だ。米Deadlineが報じている。
本作は、トレジャーハンターのララ・クロフトが危険な冒険に挑む人気ゲームシリーズのドラマ化企画。実写映画『トゥームレイダー』(2001)『トゥームレイダー2』(2003)ではアンジェリーナ・ジョリーが、2018年の再映画化『トゥームレイダー ファースト・ミッション』ではアリシア・ヴィキャンデルが主演を務めた。ターナーは3代目のララ・クラフトを演じることになる。
2024年10月の報道では、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)のルーシー・ボイントンも主役候補として浮上していたが、最終的にターナーが役を射止めた。
2024年5月に正式発表されたAmazon MGM Studiosによる実写ドラマ化は、初期段階で参加が決定していたフィービー・ウォーラー=ブリッジがクリエイター・ショーランナー・脚本・製作総指揮を務める。ブリッジは、高く評価されたAmazonドラマ「Fleabag フリーバッグ」(2016-2019)の製作・脚本・主演で注目され、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)で共同脚本を手がけた実力派だ。共同ショーランナー・製作総指揮には『シングル・オール・ザ・ウェイ』(2021)のチャド・ホッジ、監督・製作総指揮には「SHOGUN 将軍」(2024-)のジョナサン・ヴァン・タルケンが名を連ねる。
そのほか製作総指揮として、ジェニー・ロビンス、ジェンダリー・テレビジョンのドミトリ・M・ジョンソン、マイケル・シャイールが参加し、製作はAmazon MGM StudiosとCrystal Dynamics、Story Kitchenが担当する。
ターナは主演について、「ララ・クロフトを演じられることに、言葉にできないほどワクワクしています」とコメント。「彼女は非常にアイコニックなキャラクターで、多くの人々にとって特別な存在です。全力を尽くします。アンジェリーナやアリシアの力強い演技を引き継ぐのは大きな責任を伴いますが、フィービーの指揮の下、私たちもララも安心して任せられます。私たちが取り組んでいる作品を、みなさんに観てもらえることが待ちきれません」と意気込みを語った。
ターナーの意気込みに続きウォラー=ブリッジは、「卓越したクリエイティブチームとともに、私たちのララ役として素晴らしきソフィー・ターナーが決定したと発表できて嬉しく思います。幼い頃から愛してきたキャラクターで、これほどの規模のドラマを作る機会は滅多にありません。チーム全員がララに熱い情熱を注いでおり、彼女と同じくらい大胆で勇敢で、そしてユーモラスにあふれています。さあ、宝物を探し出しましょう。クロフトがやって来ます」と述べた。
ターナーは、「ゲーム・オブ・スローンズ」のサンサ・スターク役で大ブレイクし、『X-MEN: アポカリプス』(2016)『X-MEN: ダーク・フェニックス』(2019)にジーン・グレイ役として出演。近年では、英国クライムドラマ「Joan(原題)」(2024)とスリラー映画『Trust(原題)』(2025)で主演を務め、犯罪スリラードラマ「Steal(原題)」も控えている。
実写ドラマ版「トゥームレイダー」は、2025年11月19日に撮影開始予定。
▼ 「トゥームレイダー」の記事
Source:Deadline