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マーゴット・ロビー、なぜ流血ボクシングを…?『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』衝撃の本編映像到着

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル
© 2017 AI Film Entertainment LLC

フィギュアスケート史上最大のスキャンダル、ナンシー・ケリガン襲撃事件。その渦中にいた実在のフィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングの半生を描いた映画『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』の本編より衝撃のボクシング・シーンが公開された。

アメリカ人女性初のトリプルアクセル成功者で、二度のオリンピック代表選手であるトーニャ・ハーディングを演じたのは、『スーサイド・スクワッド』(2016)のハーレイ・クイン役で知られるマーゴット・ロビー。本作ではトーニャのスケーティングのみならず、アメリカ北西部なまりの英語も完全コピー、さらにはボクシングにも挑戦…ってどういうこと?

1994年、ナンシー・ケリガン襲撃事件の裁判でトーニャは懲役を免れるが、全米フィギュアスケート協会の登録を抹消され、スケート協会主催の協議会やイベントの参加を生涯禁じられる。
この映像でも「スケートができなくなった私にはあまり選択肢はなかった」と語られているように、2003年、トーニャは33歳でプロボクサーへ転身するのである。「世間の注目と生活費を得るために何でもやった」トーニャは、躊躇うことなく激しいボクシングの世界へ身を投じていくのだ。

「暴力は昔から生活の一部だった」。トーニャの周囲には容赦のない人々が次々に登場する。
母親ラヴォナ役のアリソン・ジャネイは、言葉と肉体の暴力によって娘をねじ伏せ、しかし複雑な心のうちを醸し出す演技で第90回アカデミー賞&第75回ゴールデングローブ賞の助演女優賞を受賞。同じくトーニャに暴力をふるう元夫ジェフ・ギルーリー役は、『キャプテン・アメリカ』シリーズや『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)のセバスチャン・スタンが演じる。繊細なメンタリティと確かなユーモアを人物ににじませて、凶暴な男を魅力的に体現してみせた。二人がトーニャにどう関わり、いかにしてトーニャというスター選手を生み出していったのか、その経緯も本作の大きな見どころだ。

なぜトーニャは氷上のプリンセスになれたのか、なぜ犯罪者になってしまったのか、そしてボクシングのリングに立つ彼女の心境は……。
あらゆる人々が見つめたトーニャ・ハーディングという女性の姿、そしてナンシー・ケリガン襲撃事件を、本作は悲しくも愉快に、全編を彩るポップなBGMで一気に見せていく。ボクシングに挑むトーニャの姿を見る時、きっと観客は映画冒頭とはまるで異なる印象を彼女に抱いているにちがいない

映画『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』は、2018年5月4日(金・祝)より全国の映画館にて公開中。

『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』公式サイト:http://tonya-movie.jp/

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THE RIVER編集部THE RIVER

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