『トップガン マーヴェリック』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』越えて米史上6位に ─ 本国デジタル配信もなんのその

トム・クルーズ主演の映画『トップガン マーヴェリック』の米興行収入は公開13週目にして6億8,300万ドルに到達し、2018年の大作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の6億7,800万ドルを撃ち抜いた。これをもって、『トップガン マーヴェリック』は北米市場において史上6位の興収記録となった。
現時点で迫る5位の作品は『ブラックパンサー』(2018)の7億ドル。さらに『アバター』(2009、7億6,000万ドル)、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021、8億480万ドル)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019、8億5,800万ドル)、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015、9億3,600万ドル)が続く。
『トップガン マーヴェリック』は本国で8月23日よりストリーミング配信が開始されるが、米Varietyはそれでも劇場興収を伸ばし続けるだろうと見立てている。目下の強敵となりそうなのは11月予定の『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』であり、これに向けて米ディズニーは『ブラックパンサー』1作目を劇場再上映する可能性もある。ただし、“マーヴェリック”なら不可能を克服するはずだとの期待が込められている。
米Deadlineでは「現地作品との競合があるにもかかわらず、日本では8,580万ドルに到達した。前週比わずか13%減で2位に着地している」と日本での健闘ぶりを記した。ほか好調なイギリス累計興収は9,850万ドルで、間も無く1億ドルの大台に乗る見込み。
なお本作は8月23日に米配信となった後、11月1日に4K Ultra HD、ブルーレイ、DVDが発売予定。日本での予定は未アナウンスだが、「自宅トップガン」を心待ちにするファンは多いだろう。
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