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『トップガン マーヴェリック』空撮、「太陽の位置や山のどの部分にいる時にどのセリフを言うかまで覚えた」とキャスト

(C) 2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

2022年最大のヒット作となったトップガン マーヴェリックがデジタル配信となった。映画館で味わった興奮と感動を、もう一度自宅で堪能しているファンも多いことだろう。

同作といえば、実際に過酷な訓練をこなしたキャストによるCGなしの本物スカイアクションが最大の見所。実際に戦闘機コックピットでG(重力負荷)を受けながら、厳しい環境下で演技を行なった。

トム・クルーズ演じるマーヴェリックと共に訓練に挑んだパイロットの1人である“ファンボーイ”役ダニー・ラミレスによれば、どうやらキャストに強いられた条件は並大抵のものではなかったようだ。彼らは空撮の最中、割り当てられたセリフをただ言っていたわけではない。搭乗機の位置や向きなどを考慮して、しかるべきタイミングでしかるべきセリフを発するよう、細部まで記憶していたというのだ。

カメラの回ったコックピット内。上空では「7つのことを同時にやっていた」と表現するラミレス。「バイザーをクリアにして、メイクもきちんとして、セリフを記憶して……」と、複数の物事に対処しながら撮影に挑んでいたという。Comicbook Movieに語っている。

太陽の位置やルート、山のどの部分にいる時に、どのセリフをいつ言うのかまで覚えなくちゃならない。じゃないと、編集の時に同じ瞬間の他のシークエンスと繋がらなくなるからです。だから、もしタイミングを逃したら、第三幕でルースターが飛行している時に、明らかに違う場所でセリフを言っているなということがわかってしまいますから。」

(C) 2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.
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高速飛行中、背景の太陽光や地形が適切なタイミングとは、ほんの数秒かぎりのチャンスだったろう。単にセリフを記憶して発するだけでなく、そのタイミングの判断まで行わなければならなかったとは、極めて高度なマルチタスクぶりが求められたようだ。

ましてや機内でGを受けると、プロパイロットでもない限り相当な体力を奪われるはず。キャストらがありとあらゆる困難を乗り越えて完成された『トップガン マーヴェリック』には、一瞬一瞬の隅々まで、凄まじい集中力と汗と努力が染み渡っている。

Source:Comicbook Movie

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューさせていただきました。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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