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『トップガン マーヴェリック』コヨーテ役、撮影現場で気に入られ『ミッション:インポッシブル』最新作にオファーされていた

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『トップガン マーヴェリック』では、トム・クルーズと共に若手俳優たちの活躍も印象深かった。いずれ彼らは、トムのレガシーを継いでハリウッドアクションフィルムの次世代を担うことになるだろうが、うち一人はさっそくトムの次回作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』への出演が決まっている。コヨーテ役のグレッグ・ターザン・デイヴィスだ。

実はデイヴィス、『トップガン マーヴェリック』が初の長編映画作品。ハリウッド大作映画 ── しかもトム・クルーズ作品 ── への連続出演を決めたデイヴィスだが、なんと『ミッション:インポッシブル』最新作に参加することになったきっかけは、『トップガン マーヴェリック』の撮影現場で生まれていたという。米The Hollywood Reporterの取材に応じたデイヴィスが経緯を振り返っている。

「『マーヴェリック』が僕にとって初めての(長編)映画だったので、誰の前でもしゃしゃり出るようなことはしたくなかったんです」と撮影時に意識していた心構えについて語るデイヴィスだが、初の大作映画の現場だったからか、好奇心が旺盛だからなのか、「よく現場に忍び込んで、“ちょっとセットを見学しても良いですか?”と聞いたりしてました」と語っている。「実際にそうすることが許されていたかは分からないです。本当なら、呼ばれた時だけしか行っちゃいけなかったんだろうな」と、現場でうろちょろしていたというデイヴィスに、製作側は寛容だったそう。「“もうちょっと残っても良いですか?”なんて聞いてみたら、彼ら(製作側)も“もちろん!”って感じでした」。

こうしたデイヴィスの現場での態度を気に入ったのが、『トップガン マーヴェリック』で脚本を務めたクリストファー・マッカリー監督だった。『アウトロー』(2012)や『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)、そして『ミッション:インポッシブル』シリーズなど、トム・クルーズとは長年の仕事仲間であるマッカリー監督は、デイヴィスと時間を過ごしていく中で、『ミッション:インポッシブル』最新作のアイデアをひらめいたようだ。

「マッカリーは撮影技法や脚本術、ストーリーテリング術などをずっと教えてくれました。トムも同じようにしてくださりましたけど。マッカリーと話す時は、何ていうんでしょう、絆のようなものがあったんです。彼は“映画での君を気に入った”と声をかけてくださって、僕は“これはどういう意味なんだ?演技のこと?僕たちの絆のこと?さっぱりだ”って感じでした。けどとにかく、彼は気に入ったって言ってくれたし、それで彼は『ミッション:インポッシブル7』を書いている時に僕のことを考えてくださったみたいで。」

デイヴィスいわく、マッカリー監督は彼の為に新キャラクターを創り出したという。映画デビュー作の現場で起きたミラクルに、「気分は最高でした」とデイヴィス。「映画でオファーされるなんて初めてのことだったので」と興奮を語った。

シリーズ第7作となる『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は2023年に日本公開予定。『トップガン マーヴェリック』では教官と生徒の関係であったトムとデイヴィス、本作では敵同士になったりして……?

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Source: THR

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。