Menu
(0)

Search

【ネタバレレビュー】『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は何を終わらせたのか ─ 『最後のジェダイ』再考から読み解く完結編

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
(C) 2019 and TM Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

1895年、史上初めての映画作品といわれる『工場の出口』が誕生してから、「映画」というメディアにはわずか125年ほどの歴史しかない。かたや、1977年に始まった『スター・ウォーズ』の歴史は42年。映画史の3分の1にわたって支持されてきたのだと考えれば、いかにこのシリーズがわれわれの文化にとって重要なものかは明らかだろう。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けで、その42年間にわたるシリーズは幕を閉じた。シリーズを離れた創造主ジョージ・ルーカスに代わって「スカイウォーカー・サーガ」の締めくくりを担ったのは、『フォースの覚醒』(2015)のJ・J・エイブラムス。職人的な仕事によって、9本の映画からなる物語は無事に終わりを迎えた。しかしその代わりに、この完結編は『スター・ウォーズ』の歴史と物語を軽視することになってしまった。本稿では、“問題作”とされる前作『最後のジェダイ』(2017)の再考を経て、ライアン・ジョンソンが継承したもの、そしてJ・Jが終わらせたものについて考えてみたい。

このレビュー記事には、映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のネタバレが含まれています。すでに作品を鑑賞された方向けの内容となりますのでご注意下さい。なお、このページをSNSにてシェア頂く際は、記事内容に触れないようお願い致します。

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

モービウス

マーベル映画『モービウス』ネットミーム化?ここできちんと再評価しておきたい ─ リリース決定、ダークな魅力を見落とさないで

ドゥーム・パトロール シーズン1

しくじりヒーロー奮闘記「ドゥーム・パトロール」、奇抜すぎる世界観ながら愛されるワケ ─ トラウマと向き合う者たち、DCドラマの新境地

スモール・アックス

ジョン・ボイエガ、レティーシャ・ライト出演、魂の人間ドラマ「スモール・アックス」 ─ 歴史を動かした「小さな斧」たちの闘志とは?

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

【予告編考察】『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』鍵を握るキャラ、決戦の行方、秘密を徹底予想 ─ 『ハリポタ』との繋がりに迫る

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

これを読めば『ファンタビ』最新作の準備は万端、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』を観る前にシリーズ前2作をおさらいしよう

ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ

【考察】『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』クレタスの独房の壁、スパイダーマンやモービウスを示唆?360度動画とブルーレイ映像特典から考える

「ザ・ネバーズ<シーズン1>パート1」

「ザ・ネバーズ<シーズン1>パート1」能力者バトルを描く『X-MEN』の系譜継いだSFアクション ─ HBOの新たな自信作、魅力を大解剖

ドゥーム・パトロール

【ご招待】DCドラマ「ドゥーム・パトロール 」THE RIVER独占オンライン試写会に100名様 ─ はみ出し者たちの新ヒーロー・チーム活躍のアクションドラマ、当選者には特別プレゼントも

Ranking

Daily

Weekly

Monthly