『トランスフォーマー』新作映画、『クリード 炎の宿敵』監督が最有力か ─ 「ユニバースの刷新」作に

『トランスフォーマー』シリーズの新作実写映画より、進捗が聞こえてきた。米Deadlineが報じたところによると、米パラマウント・ピクチャーズとハズブロ・スタジオは、この新作の監督の最有力候補として、『クリード 炎の宿敵』(2018)を手掛けたスティーブン・ケイプル・Jr.に目星をつけているという。
報道によると具体的な交渉はまだ始められていないものの、ケイプル・Jr.はスタジオの幹部やプロデューサー陣の間での「トップ・チョイス」であり、今後数週間もすれば交渉も完了する見立てとのこと。
『トランスフォーマー』新作映画には、これまでに2つの企画が伝えられていた。
ひとつは『ゾディアック』(2007)や『アメイジング・スパイダーマン』シリーズの脚本家ジェームズ・ヴァンダービルトによる企画で、「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」などの邦題で日本でも放送された『ビーストウォーズ』を原案にするもの。正義のサイバトロン側は動物に、悪のデストロン側は恐竜や昆虫に変形する。
もうひとつは『キング・アーサー』(2017)や『スター・ウォーズ』オビ=ワン・ケノービの新作ドラマ(タイトル未定)を執筆するジョビー・ハロルドによる企画だ。
この度報じられたケイプル・Jr.監督の企画は、後者のジョビー・ハロルドによるものとのこと。脚本は2020年夏の終わり頃までに仕上げられており、スタジオはそこから監督検討に入っていたという。
気になるのは、この度の報道で次回作が「ユニバースの刷新(reinvented universe)」、「フランチャイズ全体の刷新(give the entire franchise a revamp)」と伝えられていること。ジョビー・ハロルドの企画は『バンブルビー』の世界観を継承すると伝えられていたはずだが、その後『トランスフォーマー』映画シリーズにどのような見直しがなされたのかは不明だ。
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Source:Deadline