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ウディ・ハレルソン、『ザ・スクエア 思いやりの聖域』監督最新作に出演 ─ 今度は無人島サバイバル、『キングスマン』ハリス・ディキンソンも

ウディ・ハレルソン ハリス・ディキンソン
[左]LBJ Library Photo by Gabriel Cristóver Pérez https://www.flickr.com/photos/lbjlibrarynow/30416968941/ [右]Montclair Film https://www.flickr.com/photos/montclairfilmfest/33561163443/ Remixed by THE RIVER

『スリー・ビルボード』(2017)のウディ・ハレルソン『キングスマン:ファースト・エージェント』(2020年9月公開)のハリス・ディキンソンが、『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(2017)のリューベン・オストルンド監督が手掛ける初の英語作品『Triangle of Sadness(原題)』に出演することがわかった。米Deadlineが報じている。

メガホンを取る北欧の鬼才リューベン・オストルンドは、『ザ・スクエア』で第70回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞した他、ヨーロッパ映画賞6部門の制覇と第90回アカデミー賞外国語映画賞へのノミネートを果たした、今世界が注目する監督の一人だ。出演者にはウディとハリスの他、『スター・ウォーズ』プリクエル3部作でシオ・ビブル首相を演じたオリバー・フォード・デイヴィーズ、チャールビ・ディーン・クリーク、ドリー・デ・レオンらが集っている。

『Triangle of Sadness』は、ファッションモデルのカップル、カールとヤヤの乗った豪華客船が沈没したところから物語が繰り広げられていく。二人は億万長者のグループと掃除婦と共に無人島に置き去りにされ、サバイバル生活を余儀なくされる。ただし掃除婦だけが魚を釣る方法を知っていることから、旧来のヒエラルキーが一気に逆転していく。なお、本作は“ファッション業界版『蠅の王』”とも言われている。作家ウィリアム・ゴールディングが1954年に発表した小説『蠅の王』は、無人島に漂着した少年たちが理性を失い暴走するという筋書きで、1963年、1990年に映画化された。

ハリス・ディキンソンとチャールビ・ディーン・クリークはカップルの二人を、ウディ・ハレルソンは風変わりなマルクス主義者の船長を演じる。また、掃除婦役はドリー・デ・レオンが務めると報じられた。オストルンド監督は、本作に捧げる想いを以下のように綴っている。

「私は、“大切なのは見た目ではなく、中身だ”という風に育てられてきました。ただし、私は子供の時、すでにこれが善意ある嘘だと気づいたのです。カールとヤヤの二人のモデルを通して、3つの異なる環境における“見た目”の重要性を探りたいと思っています。」

本作は2020年2月19日から、70日間に渡って、スウェーデン、ギリシャ、アドリア海などで撮影が行われる。『フレンチアルプスで起きたこと』(2014)『ザ・スクエア 思いやりの聖域』で、現代社会の普遍的な問題をユーモア溢れる演出で描いてきたオストルンド監督は、今回も同様のスタイルで、問題だらけの現代社会を浮き彫りにしていくのかもしれない。

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Source: Deadline

Writer

南 侑李
minami南 侑李

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「まるで、映像を見ているかのように読者が想像できるような」文章をモットーに映画の記事を執筆しています。四六時中、「映画」のことばかり考えている映画人間です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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