「ロード・オブ・ザ・リング：力の指輪」シーズン2は「より現実的で、より激しく、少し怖いものになる」とプロデューサーが予告

J・R・R・トールキンの『指輪物語』に基づく、Amazonの超大作シリーズ「ロード・オブ・ザ・リング：力の指輪」。2022年10月14日に配信されたシーズン1最終話では、ついに冥王サウロンがその正体を現した。この強大な悪の登場は、シーズン2に一体どのような影響を与えるのだろうか？エグゼクティブ・プロデューサーのリンジー・ウェーバーが、シーズン2に関するヒントを米Deadlineに明かしている。

「シーズン2は主要なヴィランが登場し行動を起こすという点で、根本的に異なります。ある意味では、より現実的で、より激しく、少し怖いものになると思います」と語ったウィーバー。しかし作品トーンが完全に変わるわけではなく、これまで同様「中つ国にいるような気分」にもなれると強調。続けて「サウロンが公然と動き出し、計画を実行に移すと、事態はかなり面白くなります」と、期待感を煽った。

また、シーズン1終盤には他にもビッグなことが予定されていたものの、「今やるには大きすぎる」という理由で見送ったものがあったそうだ。その温存したアイデアのいくつかを、現在撮影中のシーズン2で実現させているという。「それらを探求し、自分たちが真にやりたかった方法で実現する余地があるというのは、本当にエキサイティングです。なので、我々はさっさと片付けるようなことはしませんでした」。

さらに、ショーランナーのパトリック・マッケイは「シーズン2でキーアダンが冒険に加わります」と改めて新キャラクターに言及。現時点で未発表のキャストについて、「彼を演じる素晴らしい俳優をキャスティングしたので、後日発表します」と明かした。新情報を楽しみに待とう。

Source:Deadline