『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は「ダーク、怖い、悲しい、楽しい」とデイジー・リドリーが表現

泣いても笑っても、『スター・ウォーズ』スカイウォーカー・サーガが終わる。
アナキン・スカイウォーカーから、ルーク・スカイウォーカーへ。そしてその意志は、新たな戦士たちへ……。レイ、フィン、ポー・ダメロンに、カイロ・レン。レジスタンスとファースト・オーダー。ジェダイとシス。すべての物語に決着がつく完結作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は、一体どんな内容に仕上がっているのだろうか。レイ役のデイジー・リドリーが、4つの言葉で端的に答えている。
「間違いなくダーク。本当に怖いものがあって、それから悲しい。そして、楽しい。」
最後の「楽しい」は良しとして、前3つの表現はいずれも意味深なものだ。公開されている映像では、レイがシスの暗黒卿のような姿で赤いライトセーバーを起動しているカットもある。以前から「闇落ち説」が囁かれるレイを演じたデイジーの口から「ダーク」「怖い」「悲しい」の表現が出される、その真意とは。
別のインタビューでデイジーは、本作で「全ての感情を使いました」とも答えている。「しかめ面も、笑顔も。(感情の)幅が一番大きかった。それもあって、本当に楽しかったです。肉体的にも精神的にも、たくさんのことをやって、たくさんの人と一緒に働けて。」
『スカイウォーカーの夜明け』の中でもハイライトとなりそうなのが、予告編で見られ、ポスターにも起用されているレイとカイロ・レンの決戦シーンだ。荒波が叩きつける上で、何か巨大なものの一部と見られる足場でライトセーバーを交えるこのシーン、実に6日もかけて撮影されたのだという。厳しい寒さに見舞われる11月のイギリスでの撮影とあり、デイジー・リドリーも「7ヶ月に及ぶ撮影の中でも、一番キツい週でした」と認めている。
果たして、「ダーク」で「怖い」、「悲しい」「楽しい」完結作の最後に、一体何が待ち受けているのだろうか。映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は2019年12月20日(金)日米同時公開。
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