『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』出演者、試写で喝采と涙 ─ 「望んだ全てがある、素晴らしい達成」「傑作ができました」

『スター・ウォーズ』スカイウォーカー・サーガの完結編となる、シリーズ第9作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のお披露目が刻一刻と近づいている。2019年12月3日(米国時間)には、出演者を対象とした試写が行われたようだ。SNSでは、その優れた完成度に賛辞を贈る声が聞こえ始めている。
最も大きな称賛を述べたのは、本作で初登場となるファースト・オーダーのプライド将軍を演じたリチャード・E・グラント。「忠実な(Allegiant)」との枕詞が役名に付けられているキャラクターで、本編ではアダム・ドライバー演じるカイロ・レンや、ドーナル・グリーソン演じるハックス将軍との共演が期待される。リチャードは試写の興奮さめやらぬまま、ファンへのメッセージを語った。
「『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を観ました。みなさんはまだ心構えができていないと思います。僕は歓声をあげ、叫び、ガッツポーズを突き上げてしまいました。泣いて、立ち上がって、また声をあげましたよ。まさしく、みなさんが望んだものの全てがあります。参加できて本当に光栄です。早くみなさんに観てほしい。」
Just seen the 1st cast screening of @starwars #THE RISE OF SKYWALKER. What it achieves, weaves & resolves, is a total emotional meltdown & resurrection of the Spirit. Bravo to @jjabrams & his astonishing cast & creative crew 💥🚀💥🚀💥🚀💥🚀💥🚀💥🚀 pic.twitter.com/EwtYghYTXK
— Richard E. Grant (@RichardEGrant) December 4, 2019
歓声をあげ、叫び、ガッツポーズを取り、泣き、立ち上がり、また声を上げたとは、とにかく大忙しである。それほどまでに感情を揺さぶられる作品に仕上がっているということなのだろうか。ともかくグラントは、投稿にも「素晴らしい達成」「見事に織り上げ、解決されています。まさにエモーショナルな結末であり、魂の復活」とも記している。『ある女流作家の罪と罰』(2018)でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたイギリスの名優が、この完結編に心打たれたことは間違いなさそうだ。「J・J・エイブラムスと驚くべきキャスト、クリエイティブなスタッフに喝采を!」。
また、新3部作でチューバッカ役を演じてきたヨーナス・スオタモも、同じく『スカイウォーカーの夜明け』への感激を記している。
「昨夜、キャストと一緒に『スカイウォーカーの夜明け』を観ました。僕が期待していたもの全て、それ以上でした。この映画を作るのに関わった全員に、特に、ずば抜けて最高の仕事をしてきた、優れた共演者たちに祝福を贈ります。それからJ・J・エイブラムス、これから世界に出て行く前に、僕たちに映画を見せてくれて、こっそりと叫び声と喜びの声をあげさせてくれてありがとうございます。傑作ができましたね。」
And thank you @jjabrams for allowing us to see it and allowing me to bawl and cheer in private before stepping in front of the world. Sir, we have a masterpiece!
— Joonas Suotamo (@JoonasSuotamo) December 4, 2019
『スカイウォーカーの夜明け』のワールド・プレミアは2019年12月16日(米国時間)に予定されている。おそらく批評家たちのレビューが公開されるのもその頃とみられるが、まずは出演者たちの努力はきちんと報われているようだ。ランド・カルリジアン役のビリー・ディー・ウィリアムズも、試写を観たかどうかは定かでないが、「ひとつの章が終わり、旅は続く。未来へ続くものの一員に加われて本当に光栄です」と記した。
映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は2019年12月20日(金)日米同時公開。