『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』コミック版が刊行中止、単行本でリリースなるか

米マーベル・コミックが、『スター・ウォーズ』スカイウォーカー・サーガの最終作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)のコミック版の刊行中止を決定した。米Newsaramaが報じている。
マーベルは従来、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)から『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)まで、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)を含めた映画版全作のコミカライズ作品を刊行。『スカイウォーカーの夜明け』コミック版は2020年4月から米国で刊行開始予定だったが、新型コロナウイルスの影響で見合わせとなっていた。
このたび刊行中止が発表されたのは、『スカイウォーカーの夜明け』コミック版のほか、『Morbius』『Amazing Spider-Man: Daily Bugle』『Robert E. Howard’s Dark Agnes』(すべて原題)。いずれもコロナ禍の以前から発表され、『スカイウォーカーの夜明け』以外の3作品はすでに刊行が開始されていた。マーベルはコロナ禍のためコミックの刊行を保留したのち、多くのシリーズを晩夏から秋にかけて再開。しかし、これら3作品の刊行は再開されないこととなった。
今後、『スカイウォーカーの夜明け』コミック版が連続刊行という形式ではなく、単行本かぎりで発表される可能性はあるが、マーベルは方針を明らかにしていない。もし作品の発表そのものが見送られるとすれば、『スター・ウォーズ』のコミカライズの歴史上はじめての出来事となる。その他3作品についても、刊行済みの号が単行本化されるのか、物語が完結するのかは不明だ。
Source: Newsarama