西ハリウッド市議会、破壊相次ぐトランプ大統領の星型プレート撤去へ満場一致で賛成

ウェスト・ハリウッド市議会は、米ハリウッドの名所「ウォーク・オブ・フェイム」より、ドナルド・トランプ米大統領の名が刻まれた星型プレートの撤去に満場一致で賛成の議決を下した。米The Hollywood Reporterが伝えている。

ドナルド・トランプは、「ミス・ユニバース」や「アプレンティス」といった番組での功績が認められ、2007年にハリウッド殿堂入り。近年ではこのプレートの破損・破壊といったトラブルが相次いでおり、最近では2018年7月につるはしを使って男に破壊されたことがあった。

大衆の反発を受け、ウェスト・ハリウッド市議会は現地時間2018年8月6日に会議を実施、「(トランプの)女性に対する不穏な扱い、およびその他ウェスト・ハリウッドの価値観にそぐわない行為」のための撤去を検討した。The Hollywood Reporterが受けた報告に取れば、市議会は「満場一致」で撤去に賛成したという。

市議会は、この議事録をWeb上に一般公開。トランプが政策として移民の子らをその両親から引き離したこと、2016年の米大統領選挙における「ロシア疑惑」や、世界中の気象変動の影響を軽視し、パリ気象協定から離脱したこと、トランスジェンダーに対する不寛容、HIV/エイズ患者のための寄付プログラムへの予算削減意向を表明したことなどから、「ハリウッドおよびエンターテインメント業界では許容しがたい」として、この度の決定に至ったことが記されている。

ウェスト・ハリウッド市議会はこの決定をもって、ロサンゼルス市議会とハリウッド商工会議所に撤去を上告。実際に撤去されることとなれば、大衆からの反発を受けて、「ウォーク・オブ・フェイム」から星型プレートが取り除かれる史上初の事例となる。

なお、このニュースを受けて『スター・ウォーズ』ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルは、「真にふさわしい方と入れ替えるのはどうでしょう?キャリー・フィッシャーとか」とツイート、故人となった親友を偲んだ。マーク・ハミルはトランプ不支持派として知られ、また俳優としては2018年3月に「ウォーク・オブ・フェイム」悲願の殿堂入りを果たしたばかりだ。

Source:THR
Eyecatch Image:Adam Fagen

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THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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