DC映画『ザ・スーサイド・スクワッド』ジェームズ・ガン監督史上最大のアクションシーンあり 「最高の4分間」─ 中心人物はハーレイ・クイン

DC映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』で、3度目の登場を果たすマーゴット・ロビー版ハーレイ・クイン。そのぶっ飛んだ行動は、すでに『スーサイド・スクワッド』(2016)『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(2020)でお馴染みだが、本作ではそんなクレイジーなハーレイのために、メガホンを取るジェームズ・ガン監督史上最大のアクションシーンが作られたという。
これを明かしたのは、ジェームズ・ガン監督本人だ。初めて登場するキャラクター多い本作で、数少ないお馴染みのキャラクターであるハーレイだけに、演じるマーゴット・ロビーに頼るところも多かったであろうガン監督。米APNewsの取材では、「私がやった中でも史上最大級のアクションシーンをハーレイ中心に書きました」と明かしている。「スタントマンたちから彼女(マーゴット)との共同作業まで、全てにおいてとても楽しく作ることができました。これまでに撮ったなかで恐らく一番お気に入りな4分間かもしれません」。
さらにガン監督は、このアクションシーンについて「現場で体験した中で一番楽しかっただけでなく、演者に対して一番感銘を受けたものであった」と自身のTwitterで補足している。「これまで撮ったなかで最もクールなアクションシークエンスかもしれない」と、改めて強調した。
ガン監督が史上最大のアクションシーンの中心人物にハーレイを選んだのは、ファンにとってお馴染みであるというだけではないようだ。演じるマーゴット・ロビーの能力に依るところも大きかったという。「彼女は何でも出来ますし、彼女は何でもできると思っていました」と語るガン監督。幅広いジャンルをこなす女優としての多彩さを褒めながら、アクション女優としての才能にも称賛を送っている。「身体的な面においても、彼女は生粋のアスリートであり、こういったスタントを優雅に、華麗に美しくこなすことができるんです」。
すでに公開されている予告編では、ド派手に銃を乱射するハーレイの姿が確認されている。そのほか、崩れゆく建物から陸上選手なみの美しいフォームで全力疾走するハーレイも垣間見られるが、ガン監督の指す最大のアクションシーンがいかにして登場するのか、今から胸が躍るばかりだ。
ちなみに、今作でも大暴れすることになりそうなハーレイについてマーゴットは以前、「一連の出来事全体を起爆する存在」と明かしていた。他のキャラクターとの絡みやストーリーにおける立ち位置にも注目しておきたい。
Source: APNews, James Gunn Twitter