Menu
(0)

Search

ジョージ・ミラー最新作の米予告、イドリス・エルバが精霊役 ─ 『Three Thousand Years Of Longing』、ティルダ・スウィントン共演

https://youtu.be/TWGvntl9itE

『マッドマックス』シリーズでおなじみのジョージ・ミラー監督最新作『Three Thousand Years Of Longing(原題)』より、米国版予告編が公開された。イドリス・エルバティルダ・スウィントンが豪華共演する注目作だ。

A・S・バイアットによる短編集『The Djinn in the Nightingale’s Eye(原題)』を基にした本作。ティルダ・スウィントン演じるのは、家族はいないものの人生に満足している学者のアリシア・ビニーだ。このたび公開された本作の予告編は、アリシアがトルコ・イスタンブールで謎の記念品を購入するところから始まる。

「これには興味深い物語があるに違いない」と確信するアリシアは、ホテルの一室に戻り、手に入れた記念品の蓋を無理やり開けると、そこからなんとイドリス・エルバふんするジンという精霊が登場。「あなたの願いはなんですか?」と彼は自らの自由と引き換えに、3つの願いを彼女に託すのだった。ソロモン王の宮廷らしき場所など、様々な場所が登場し、現実と虚構が入り交じるような神秘的な映像が次々と流れていく。このホテルの一室で交わした会話は、ふたりに思いもよらない余波をもたらすことになるというが、それは果たして……?

本作について監督のジョージ・ミラーは、「とてもビジュアルの強い映画ですが、ほとんど『マッドマックス 怒りのデス・ロード』とは真逆。ほぼ全編が屋内で、会話の多い映画です。アクションシーンもありますが、それは付随的なもの。“アンチ・マッドマックス”とも言えると思います」と過去に明かしていた。そんな“アンチ・マッドマックス”と言われている本作には、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』から、マーガレット・シクセルが編集、ジョン・シールが撮影監督、ジャンキーXLが音楽担当として名を連ねている。

本作の脚本は、ジョージ・ミラー監督ともに実の娘、オーガスタ・ゴアが手がけた。彼女が執筆した初の脚本だ。また、カンヌ国際映画祭にて初お披露目を迎え本作は、6分間に渡るスタンディング・オベーションをあびた。米国公開日は、2022年8月31日である。

あわせて読みたい

Source: Deadline , Variety

Writer

アバター画像
Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。