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「ウォーキング・デッド」新シリーズ、米ティザー映像が公開 ─ ゾンビ蔓延後の若者たちを描く、独立路線の青春ドラマ

https://twitter.com/TheWalkingDead/status/1155999655387287557 スクリーンショット

人気ドラマ「ウォーキング・デッド」(2010-)から派生する、新たなドラマシリーズ(タイトル未定)のティザー映像が米国にて公開された。「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」(2015-)に続き、「ウォーキング・デッド」ユニバースとしては3作目となる新たな物語が、2020年春より米国で放送される。

「ある者は英雄になり、ある者は悪人になる。最後には、誰もが永遠に変わってしまう。良き者も悪しき者も成熟し、それぞれのアイデンティティを固めていくのだ」。製作・放送を担当する米AMC局は、こんな意味深なフレーズをあらすじとして発表している。既報によれば、新シリーズではゾンビ(ウォーカー)が蔓延する世界で育った“新世代”が描かれ、主人公はふたりの若い女性。登場人物が善と悪に分かれ、それぞれに変化していくという内容で、シビアな青春ドラマとしての側面が強いシリーズになるとみられる。

今回の映像は出演者によるイントロダクションとコンセプトアートで構成されており、「ウォーキング・デッド」ユニバースが始まって以来「行ったこともない場所、出会ったことのない人々、見たこともない死者たち」が登場すると語られている。なおAMCのデヴィッド・マッデン氏によれば、新シリーズは「ウォーキング・デッド」「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」とは異なる作風と雰囲気、ビジュアルをそなえた独自路線の作品になるという。

監督を務めるのは、『キングス・オブ・サマー』(2013)『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)のジョーダン・ヴォート=ロバーツ。出演者には「ジ・アメリカンズ」(2013-2016)アネット・マヘンドル、『アンフレンデッド:ダークウェブ』(2018)アレクサ・マンスールをはじめ、アリーヤー・ロイヤル、ニコラス・カントゥ、カル・カンプストンら、テレビドラマや短編映画などで活躍するフレッシュな顔ぶれが揃った。

ドラマ「ウォーキング・デッド」新シリーズ(タイトル未定)は2020年春に米国放送予定

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Sources: The Wrap, Comicbook.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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