「ウォーキング・デッド」リック&ミショーンのスピンオフ、2023年1月に撮影開始 ─ ダナイ・グリラ、脚本にも参加

「ウォーキング・デッド」リック&ミショーンのスピンオフドラマ(タイトル未定)の撮影が、いよいよ2023年1月に開始されることがわかった。ミショーン役のダナイ・グリラが米Selfにて明らかにした。
本作は2022年7月に正式発表されたもので、「ウォーキング・デッド」シーズン9・10でそれぞれ退場したリックとミショーンの“その後”を描く壮大なラブストーリー。変わり果てた世界で、ふたりは距離に、恐るべき力に、そして互いの過去に隔てられている。死者との戦いが生者との戦いに変貌し、以前とはまったく異なる状況下で、リックとミショーンは再会し、かつての自分たちを取り戻すことができるのか……。
シリーズは全6話構成で、2023年の米国放送予定。撮影が2023年1月に始まる以上、年内配信の実現には今後かなりタイトなスケジュールが要求されると思われるが、グリラはすでにプリプロダクション(撮影前作業)に深く携わっているようだ。「ウォーキング・デッド」ユニバースを手がけるスコット・M・ギンプルとともに、グリラは共同クリエイターとして脚本の執筆にも参加しているのである。多忙なスケジュールの中、作業は絶え間なく、また本腰を入れて進められているようだ。
もともと本作はリックを主人公とする映画版3部作として構想されていたが、コロナ禍で企画が再検討され、リック&ミショーンのスピンオフドラマに移行。すでに映画化は断念されている。ただし、グリラいわく本作は「豪華なミニシリーズ」になるそう。現在はゼロからシリーズを立ち上げることに楽しさを感じているという。
なお「ウォーキング・デッド」メインシリーズは、2022年11月20日(米国時間)に放送のシーズン11最終話をもって完結。2023年にはニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)&マギー(ローレン・コーハン)のスピンオフドラマ「Isle of the Dead(原題)」や、ダリル(ノーマン・リーダス)のスピンオフドラマも米国で放送される予定だ。
「ウォーキング・デッド」リック&ミショーンのスピンオフドラマ(タイトル未定)は2023年に米国放送予定。
Source: Self