『ツイスター』リブート版、『トップガン マーヴェリック』ハングマン役グレン・パウエルが出演交渉中 ─ 新章を描く作品に

1996年公開、世界的大ヒットとなった巨大竜巻の猛威を描く災害パニック映画『ツイスター』のリブート版『Twisters(原題)』に、『トップガン マーヴェリック』(2022)のハングマン役で注目されたグレン・パウエルが出演交渉中であることがわかった。米Deadlineが報じている。
オリジナル版『ツイスター』は、ビル・パクストンとヘレン・ハント演じる離婚寸前のストーム・チェイサー(竜巻を追跡・観測する研究者)の夫婦が、新たな予報システムを開発して巨大竜巻“ツイスター”に立ち向かうというストーリー。全世界興行収入4億9,400万ドルを記録したほか、革新的な特殊効果が絶賛されてアカデミー賞視覚効果賞候補となった。監督は『スピード』シリーズのヤン・デ・ボン監督、製作総指揮はスティーブン・スピルバーグが務めた。
リブート版のプロットや時代設定などの詳細は明かされていないが、オリジナル版の続編ではなく“新章”になるとのこと。既報によると、巨大竜巻との遭遇から生還し、今は現場に出ずに事務職に就いている元女性ストーム・チェイサーが、再び巨大竜巻との対峙を余儀なくされることになるという。
現時点ではパウエルが演じるとされるキャラクターは不明だが、元女性ストーム・チェイサーの相手役だと予想される。この役には、2023年3月に出演交渉中だと報じられた、『ザリガニの鳴くところ』(2022)「ふつうの人々」(2020)デイジー・エドガー=ジョーンズが決定済みだ。
監督は、『ミナリ』(2020)でアカデミー賞の監督賞・脚本賞候補となった精鋭リー・アイザック・チョン。脚本は、『レヴェナント:蘇えりし者』(2015)のマーク・L・スミスが手がける。オリジナルを製作した米ユニバーサル・ピクチャーズおよび、スティーヴン・スピルバーグのアンブリン・エンターテインメントに並び、米ワーナー・ブラザーズも出資元として製作に関与する。監修役を務めるのは、ユニバーサルのサラ・スコットとジャクリーン・ギャレル、アンブリン・エンターテインメントのジェイ・サンドバーグ。
『トップガン マーヴェリック』への出演でキャリアを大きく飛躍させたパウエルは、朝鮮大戦の実話を基にした映画『ディヴォーション:マイ・ベスト・ウィングマン』では『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023)ジョナサン・メジャースとW主演。リチャード・リンクレイター監督のアクションコメディ映画『Hitman(原題)』ほか、『明日に向って撃て!』(1969)のドラマ版、SFアクションスリラー映画『Deputy X(原題』などの注目作が待機中。竜巻旋風の勢いで活躍を続けている。
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Source:Deadline