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衝撃スリラー『アス』不穏すぎる場面写真9点が到着 ─ 『ゲット・アウト』監督最新作、キーワードは「最大の敵は自分」

アス
©Universal Pictures

『ゲット・アウト』(2017)でアカデミー脚本賞を受賞したジョーダン・ピール監督の最新作、衝撃のサプライズ・スリラー『アス』より、本作の場面写真9点が到着。あわせて、「最大の敵は自分」と語るジョーダン・ピール監督のコメントが到着した。

このたび公開された場面写真には、ルピタ・ニョンゴ演じる主人公アデレードが自分たちとそっくりな“わたしたち”と対峙する姿や、アデレードの家族が脅える姿など、最大の恐怖を予感させる刺激的な場面の数々がいくつも切り取られている。

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また、「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」(2017-)でゴールデン・グローブ賞&エミー賞を受賞したエリザベス・モスが演じる友人のキティ・タイラーが微笑む姿や、「フレンズ」でテレビデビューした、カリ・シェルドン(右)&ノエル・シェルドン(左)演じる双子姉妹のベッカ・タイラー&リンジー・タイラーが並ぶ姿など、『ゲット・アウト』を彷彿とさせる人種の差異も確かめることができる。しかし、今回のテーマは?

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ジョーダン・ピール監督は、本作について「アイデアはドッペルゲンガーへの根深い恐怖心から生まれました」と語っている。

「私はドッペルゲンガーの神話や、ドッペルゲンガーを題材とした映画が大好きなんです。だから、私なりの解釈で、“邪悪な分身”に関する映画を作りたかった。“最大の敵は自分”という着想に惹かれましたね。それは、誰もが本質的に知りながら隠そうとする真実だから。私たちは、常に物事を部外者や他人の責任にしたがるものです。

だけど、この映画ではモンスターは自分と同じ顔をしています。ドッペルゲンガーは常に恐怖の源。それは、人間が感じている死の必然性と繋がるからでしょう。自分とドッペルゲンガーの両方が存在する事は出来ない、だから、どちらか一方が消えなくてはならない。あらゆる神話において、ドッペルゲンガーは悪兆や自身の死の暗示として描かれています。この根本的な恐怖心を指摘し、そこから物語を発展させたかったんです。」

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『アス』

アデレード・ウィルソンは、夫のゲイブと娘のゾーラ、息子のジェイソンと夏休みを過ごすため、幼少期に住んでいたカリフォルニア州サンタクルーズの家を訪れる。しかし家族や友人とビーチへ出かけた矢先、不気味な偶然に見舞われ、アデレードには過去の記憶が蘇ってきた。それは、いまだ原因不明で未解決の“トラウマ”。彼女が「家族の身に恐ろしい出来事が起こる」という妄想を強める中、その夜、一家とそっくりな“わたしたち”がやってくる……。

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©2018 Universal Studios All Rights Reserved.

アデレード役は『それでも夜は明ける』(2013)でアカデミー賞®助演女優賞を受賞、『ブラックパンサー』(2018)も記憶に新しいルピタ・ニョンゴ。同じく『ブラックパンサー』や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)で存在感を示したウィンストン・デュークが夫ゲイブ役を演じる。全米初登場No.1の大ヒット、オリジナル・ホラー作品&オリジナルR指定作品のオープニング歴代記録を更新した本作は、米レビューサイトRotten Tomatoesで94%フレッシュという高評価を獲得。『ゲット・アウト』(2017)のジョーダン・ピール監督が監督・脚本・製作を兼任、プロデューサーは『ゲット・アウト』や『セッション』(2014)『ブラック・クランズマン』(2018)などのジェイソン・ブラムが務めた。

映画『アス』は2019年9月6日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

『アス』公式サイト:https://usmovie.jp/

予告編も怖いんだ、これが

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THE RIVER編集部THE RIVER

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