アンドリュー・ガーフィールドが殺人事件に迫る、『信仰が人を殺すとき』原作ドラマの米ティザー映像が公開

『アメイジング・スパイダーマン』シリーズや『Tick, tick… BOOM! : チック、チック…ブーン!』(2021)などで知られるアンドリュー・ガーフィールド主演、実在の殺人事件を題材としたミニシリーズ「Under the Banner of Heaven(原題)」の米ティザー映像が公開された。
Starring Andrew Garfield and inspired by the true crime bestseller by Jon Krakauer, FX’s Under the Banner of Heaven is coming soon. Only on Hulu.
From Academy Award® winners Dustin Lance Black, Ron Howard, and Brian Grazer. pic.twitter.com/6Uo9gErcbl
— FX Networks (@FXNetworks) February 23, 2022
原作は、ジョン・クラカワーによる同名のノンフィクション小説『信仰が人を殺すとき』(2003、河出文庫)。1984年、米ユタ州アメリカン・フォークで、20代の女性と生後15ヶ月の娘の遺体が発見された。犯人として起訴されたのは被害者の女性の義兄たち、ロン・ラファティとダン・ラファティだった。この事件は、被告の「殺人は神の啓示だった」という証言により当時全米で話題となった。
本シリーズでは、殺人の経緯とそこに大きく関係してくる教会の存在、複雑に絡み合った事件の真相が、アンドリュー・ガーフィールド演じる信心深い刑事によって暴かれていく。公開された映像は、殺人事件が発生した小さな街の様子を映し出し、主人公の刑事の「なぜこのような恐ろしい事件が起こりうるんだ」というセリフと奇妙な背景音が相まって、不気味さが醸し出されている。
脚本を手掛けたのは、2008年の映画『ミルク』でアカデミー賞脚本賞を受賞したダスティン・ランス・ブラック。監督は『最後の追跡』(2016)のデヴィッド・マッケンジー、『ハネムーンは命がけ』(1993)のトマス・シュラミ、『Lingua Franca(原題)』(2019)のイザベル・サンドバルの3人が担当した。製作には、『ビューティフル・マインド』(2001)『ダ・ヴィンチ・コード』(2006)などのロン・ハワード監督が就任している。
アンドリュー・ガーフィールドのほかには、『アバター』シリーズのサム・ワーシントンや「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)のワイアット・ラッセル、『ふつうの人々』(2020)のデイジー・エドガー=ジョーンズらが出演。『ロード・オブ・カオス』(2018)のロリー・カルキンや「クイーンズ・ギャンビット」(2020)クロエ・ピリーも名を連ねている。
ミニシリーズ「Under the Banner of Heaven(原題)」は、2022年米FXで米プレミア予定。
▼ アンドリュー・ガーフィールドの記事
オスカー・アイザック&アンドリュー・ガーフィールド、ギレルモ・デル・トロ監督の映画『フランケンシュタイン』に出演交渉中 ミア・ゴスも アンドリュー・ガーフィールド&フローレンス・ピューが没入型恋愛映画で初共演 ─ ベネディクト・カンバーバッチが製作総指揮 アカデミー賞でも一緒だった2人 トム・ホランドは『アメイジング・スパイダーマン』が一番好きで、映画館で5回は観ている 「何時間でも語れる」 アンドリュー・ガーフィールド、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』には「本物のブラザーフッドがあった」と兄弟愛 次男の優しさよ アンドリュー・ガーフィールド、『アメイジング・スパイダーマン』26歳当時のプレッシャーを語る ─「危険に晒される感覚あった」 「やばい」