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『ヴェノム』米国公開2週目も大ヒット、ランキング首位を死守! 『アリー/ スター誕生』も大人気、『ファースト・マン』は長期戦狙う

ヴェノム
©&TM 2018 MARVEL

ソニー・ピクチャーズ製作、マーベル屈指のダークヒーローを描いた映画ヴェノム(2018年11月2日公開)の人気は、米国公開2週目も健在だ。同じく2週目を迎えたレディー・ガガ主演、ブラッドリー・クーパー監督アリー/ スター誕生(2018年12月21日公開)と並んで、週末興収ランキングのトップ2を死守することに成功している。

『ヴェノム』米国公開2週目も大ヒット

Deadlineによると、『ヴェノム』は2018年10月12~14日(現地時間)の3日間で3,570万ドルの興行収入を記録。他のマーベル映画と同じく、1週目に比べると-55%という下落率を示したが、ランキングの第1位を守り抜いたほか、公開後10日間で1億4,280万ドル(推定)を稼ぎ出すスマッシュヒットを続けている。
また本作によって、ソニーは2年連続で米国公開作品の累計興収が10億ドルを突破。2018年にこの大台超えを記録したのは、ディズニー、ワーナー・ブラザース、ユニバーサル・ピクチャーズに続き4社目となる。

ヴェノム
『ヴェノム』©&TM 2018 MARVEL

『ヴェノム』で特筆すべきは、米国のみならず海外での興行収入も好調であることだ。同じく10月12~14日の3日間で、本作は54市場20,100スクリーンで6,970万ドルを記録。公開後12日間の海外累計興収は2億3,530万ドルにのぼり、これは『アントマン&ワスプ』(2018)を32%、『ドクター・ストレンジ』(2016)を12%上回る推移となっている。米国・海外の累計興収は3億7,810万ドルを突破し、さらなるヒットにも期待がかかるところだ。

『アリー/ スター誕生』『ファースト・マン

また週末ランキング第2位の『アリー/ スター誕生』は、批評家からの高評価や口コミが功を奏してか、下落率を-34%に抑えて週末3日間で2,800万ドルを記録。次回、3度目の週末は『ヴェノム』とランキングでの立ち位置を逆転する可能性も見えてきた。本作は米国公開後10日間で9,410万ドルを達成しているほか、海外65市場では同じく3日間で2,020万ドルを記録。米国・海外の累計興収は1億3,536万ドルとなっている。

アリー/スター誕生
『アリー/ スター誕生』© Warner Bros. 写真:ゼータイメージ

『ヴェノム』『アリー/ スター誕生』という公開2週目の話題作が興行的成功をキープする中、いささか意外だったのは、話題の新作2本のスタートダッシュがこれら2本に及ばなかったことだ。

『ラ・ラ・ランド』(2016)のライアン・ゴズリング主演、デイミアン・チャゼル監督による『ファースト・マン』(2019年2月8日公開)は批評家からの高評価にもかかわらずランキング第3位発進で、3日間の興収は1,650万ドルとなっている。
ただしこの結果について、Deadlineは同作が2時間21分という比較的長尺の映画であること、派手な映像表現などではなく実話ベースのドラマに重きを置いた作品であることを主な理由として挙げた。製作・配給のユニバーサル・ピクチャーズも、このスタートは決して失敗ではなく、“大人の観客をターゲットに、クオリティの高い映画を長期的に興行する”という戦略であることを明らかにしている。

ファースト・マン
『ファースト・マン』©Universal Pictures

なお、同じく大人の観客をターゲットとしたクリス・ヘムズワース出演のスリラー映画『Bad Times at the El Royale(原題)』は、全米2,808スクリーンで公開されて3日間で720万ドルを記録、ランキングは第7位のスタートとなった。『デッドプール』シリーズの次回作となる『Xフォース(仮題)』を手がけるドリュー・ゴダード監督の新作映画とあって、日本での公開情報が待たれるところだ。

映画『ヴェノム』は2018年11月2日(金)より全国ロードショー。『アリー/ スター誕生』は2018年12月21日(金)、『ファースト・マン』は2019年2月8日に全国公開される。

『ヴェノム』公式サイト:http://www.venom-movie.jp/
『アリー/ スター誕生』公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/starisborn/
『ファースト・マン』公式サイト:https://firstman.jp/

Sources: Deadline(1, 2), Variety(1, 2), Box Office Mojo
Eyecatch Image: 『ヴェノム』©&TM 2018 MARVEL

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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