『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は『デッドプール』を見習ってシリーズ初のR指定になるかも? ─ トム・ハーディ「最後はド派手にいきたい」

米ソニー・ピクチャーズによる『ヴェノム』シリーズで主演を務めるトム・ハーディが、最新作『ヴェノム:ザ・ラスト・ダンス』がシリーズ初のR指定作品として公開される可能性について言及している。
本作は、『ヴェノム』3部作の完結編。予告編も公開され、腐れ縁であるエディ・ブロック(ハーディ)とシンビオートのヴェノムの最後の物語となることが強調された内容が映し出されている。
これまで『ヴェノム』シリーズは本国アメリカでPG-13作品として公開されてきたが、完結作となる本作では過激描写に磨きがかけられているようだ。米Forbesでは、ハーディが同じくアメコミ映画である『デッドプール』シリーズがR指定映画として成功を収めたことについて言及し、『ザ・ラスト・ダンス』も同様の気概で製作されていると明かしている。
「3作目を作るまでに、僕たちはさらに突き詰めるためにたくさんのクリエイティブ上のサポートを受けて来ました。幅も広がり、さらに多くの愛が込められています。前の作品に愛がなかったというわけではないですからね。もっとたくさんのアイデアを詰めこむ許可をもらったんです。それがどう着地するのかを見るのがすごく楽しみです。」
『ヴェノム』をめぐり一部ファンの間ではR指定作品での製作を望む声もあったが、1作目でメガホンを取ったルーベン・フライシャー監督は「どのファンも排除したくない」という理由により、R指定になり得る描写は避けたことを明かしていた。「『ヴェノム』のファンは全世代にいます。映画を楽しみにしている全てのファンを包み込むようなものにしたかったんです」。
2作目『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021)では主演のハーディが原案を担当し、前作同様にPG-13作品として公開。ハーディは『ザ・ラスト・ダンス』でも原案を続投しており、「最後なのでド派手にいきたい」と語っている。“ド派手”というのが、暴力描写に反映されているのかもしれない。
映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は2024年11月1日(金)に日本公開。
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Source:Forbes,Comicbook.com