いま注目のジェダイ、ヴァーネストラ・ロウって誰?「アコライト」「スター・ウォーズ ハイ・リパブリック」で注目

2023年4月7日にイギリス・ロンドンで開催された「スター・ウォーズ」最大の祭典『スター・ウォーズ セレブレーション ヨーロッパ 2023』では、今後の作品ラインナップや最新情報が次々と発表され、世界中のSWファンを熱狂させた。なかでも、ひときわ注目を集めたのが、2024年より配信予定のドラマ「アコライト」の予告映像。映像は会場限定でほんの数分流されただけだったが、そこに映し出されたのは、なんと実写版の「ヴァーネストラ・ロウ」だ。
え?ヴァーネストラ……知らない?
ヴァーネストラ・ロウとは「スター・ウォーズ ハイ・リパブリック」の数多くの作品に登場する、シリーズの主要キャラクター。独特のフォース感応力をもち、特殊なライトセーバー(ライトウィップ)を使いこなす緑色の肌をしたミリアランという種族のジェダイで、海外では高い人気を誇る。
海外のファンがこのヴァ―ネストラの映像化に盛り上がりを見せるのは、彼女の人気とキャラクターの特異性によるものだけではない。舞台が『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』の約200年前に設定された「ハイ・リパブリック」の、小説やコミックでしか描かれてこなかった世界が、ついに実写で見ることできる!という喜びがとても大きいようだ。
そんな海外状況のなか、ついにヴァ―ネストラ・ロウの活躍する小説が日本に上陸。その名も『スター・ウォーズ ハイ・リパブリック:アウト・オブ・ザ・シャドウズ』。ヴァーネストラがパダワンのイムリ・カンタロスとともに辺境の宙域の調査におもむく過程で、さまざまな者たちの隠れた思惑がぶつかり合い、真実が明らかになっていく読み応えのある物語だ。または来たる『アコライト』の配信の予習として、手に取っていただきたい作品です。上下巻で2023年10月5日に同時発売だ。各1,430円(税込)。
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