DC『ワンダーウーマン』ゲーム化が中止、ワーナーが3つのスタジオを閉鎖

『ホグワーツ・レガシー』の米ワーナー・ブラザース・ディスカバリーがビデオゲーム部門を再編する。この影響で、2021年に開発が発表されていたモノリス・プロダクションズによるゲーム『ワンダーウーマン』が中止になった。米Bloombergが伝えた。
この度ワーナーは、モノリス・プロダクションズ、プレイヤー・ファースト・ゲームズ、ワーナー・ブラザース・ゲームズ・サンディエゴの3社の閉鎖を決定。これは『ハリー・ポッター』や『モータルコンバット』、DC、「ゲーム・オブ・スローンズ」といった主要フランチャイズにおける最高のゲームを製作するための戦略的な方向展開であり、閉鎖されるスタジオの「チームや才能を反映するものではない」という。
『ワンダーウーマン』のゲーム版は2021年のゲーム・アワードで発表されて以来、目立った進捗が伝えられていなかった。開発のモノリス・プロダクションズは1994年設立のゲーム開発会社で、『指輪物語』の中つ国を舞台とする『シャドウ・オブ・モルドール』などを手がけた。2004年にワーナー傘下となっている。
ワーナー・ブラザース・ディスカバリーはモノリス社の閉鎖について「厳しい決断だった」と表し、「情熱的なファンに向けて、世界クラスのスタジオで開発された高品質なゲームを制作し、2025年以降にゲーム事業を再び黒字化させ、成長させることに引き続き集中します」と伝えた。
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