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ウェッジ・アンティリーズ帰還、「スター・ウォーズ:ビジョンズ2」登場へ ─ 『ウォレスとグルミット』アードマンが手がける

『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
© Lucasfilm Ltd./Twentieth Century Fox Film Corp. 写真:ゼータイメージ

反乱軍や新共和国のスターファイター・パイロット、ウェッジ・アンティリーズが、短編アニメシリーズ「スター・ウォーズ:ビジョンズ ボリューム2」に再登場することがわかった。俳優デニス・ローソンが声を再演する。

ウェッジは『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)ヤヴィンの戦いで、レッド中隊としてルーク・スカイウォーカーと共にデス・スター破壊作戦に出陣。多くの味方機が撃ち落とされる中、ウェッジとルークはレッド中隊唯一の生き残りとして生還した。

その後ウェッジはローグ中隊に移り、『エピソード5/帝国の逆襲』(1980)ホスの戦い、『エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)エンドアの戦いにも出陣。いずれも優れた活躍と共に生き延びている。

ウェッジはアニメ「反乱者たち」やコミック、小説にも登場。『スカイウォーカーの夜明け』(2019)にもカメオ登場し、エクセゴルの最終決戦に参戦した。

「ビジョンズ  ボリューム2」でウェッジが登場するのは、『ウォレスとグルミット』『ひつじのショーン』などで知られるストップモーションアニメの老舗スタジオ、アードマンが手がけるエピソード「I Am Your Mother」。旧3部作後の世界が舞台で、パイロットを夢見るトワイレック族(ビブ・フォーチュナやヘラ・シンドゥーラと同じ種族)の少女アニとその母カリーナが親子で宇宙船レースに巻き込まれるという物語。ウェッジは、アニが憧れるパイロットとして登場するという。

「ウェッジは『スター・ウォーズ』の時代設定にも馴染みます。それに彼は『スター・ウォーズ』ですごいことをやったのに、あまり注目されていないでしょう」と、エピソード監督のマグダレナ・オシンスカは英Empireに話している。「彼には、ふさわしい脚光を浴びて欲しかったんです」。

「ビジョンズ」シーズン1は1話あたり15〜25分程度の短編シリーズだが、オシンスカいわくウェッジには「映画の旧3部作よりもたくさんのセリフを喋る」という。

「スター・ウォーズ:ビジョンズ」は、個性的なアニメスタジオが独自の“ビジョン”で新しい物語を描くシリーズ。新たに届けられる「ボリューム2」は全9話で、アードマンをはじめ世界中のアニメスタジオが個性的なエピソードを創造する。「スター・ウォーズの日」である2023年5月4日にディズニープラスにて配信開始。

▼『スター・ウォーズ』の記事

Source:Empire

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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