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ティム・バートン版『アダムス・ファミリー』家族の集合写真が初公開、ただし「リブートではない」 ─ モーティシア役はキャサリン・ゼタ=ジョーンズ

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ティム・バートン監督が『アダムス・ファミリー』の世界に挑む、Netflixシリーズ「ウェンズデー」より“家族写真”が公開された。主人公の長女・ウェンズデーのほか、母親・モーティシア、父親・ゴメズ、弟・パグズリーの姿が初めてお目見えとなっている。

本作は、チャールズ・アダムス作のコミックに始まり、映画やアニメなどさまざまに展開してきた『アダムス・ファミリー』を新たに解釈するシリーズ。長女ウェンズデーの学生時代を舞台に、彼女が超能力を身につけようとする成長物語と、両親が25年前に巻き込まれた超常現象、さらに町を襲う殺人事件の恐怖が絡み合うダーク・コメディだ。

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ウェンズデー役を演じるのは「You -君がすべて-」(2018-)のジェナ・オルテガ。母親モーティシアをキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、父親ゴメズを『トラフィック』(2000)『パンチドランク・ラブ』(2002)などのルイス・ガスマン、弟パグズリーを『リンクル・イン・タイム』(2018)のアイザック・オルドネスが演じる。Instagramの投稿によると、まもなく新たな予告映像も公開されるようだ。

ティム・バートンは製作総指揮のほか、全8話のうち4話の監督を担当。脚本・製作総指揮は「ヤング・スーパーマン」(2001-2011)のマイルズ・ミラー&アルフレッド・ガフが務める。

Vanity Fairにて、ミラーは本作を手がけるうえで「(『アダムス・ファミリー』の)リメイクやリブートだと思われないことが大切だった」と語った。「過去の作品を継承しながらも独立した作品です。映画や60年代のテレビを追いかけないことが、僕たちにも、またティムにとっても重要でした。この作品の狙いは、ティム・バートンによる6時間の映画を作ることだったんです」。その言葉通り、バートンはアダムス・ファミリーのシルエットに“元祖”のコミックらしさを求めていたという。

アダムス・ファミリーの面々をはじめ、本作には『スター・ウォーズ』キャプテン・ファズマ役などで知られるグウェンドリン・クリスティーや、『アダムス・ファミリー』映画版でウェンズデー役を演じたクリスティーナ・リッチらも出演する。ただし、現時点でリッチが演じる役どころは明らかになっていない。

なお、以下の映像は2022年6月上旬に公開されたもの。

Netflixシリーズ「ウェンズデー」は独占配信

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Sources: Deadline, Vanity Fair

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。