「ウェンズデー」シーズン2に『シザーハンズ』キャスト出演、ティム・バートンと再タッグへ

Netflixシリーズ「ウェンズデー」シーズン2の新キャストとして、『ブレックファスト・クラブ』(1985)『シザーハンズ』(1990)などで知られるアンソニー・マイケル・ホールが出演することが分かった。ティム・バートンと再タッグを果たすこととなる。米Varietyが報じている。
ティム・バートン監督・製作総指揮のドラマ「ウェンズデー」は、『アダムス・ファミリー』の長女・ウェンズデー(ジェナ・オルテガ)を主人公とする推理ミステリー。ネヴァーモア学園での奇妙な学生生活のなか、ウェンズデーが家族の過去や謎めいた連続殺人に巻き込まれていく様が描かれ、記録的ヒットを博した。待望のシーズン2は、パート1が2025年8月6日に、パート2が9月3日に配信を控え、早くもシーズン3に向けた話し合いが進むほどの人気ぶりだ。
1980年代より俳優のキャリアを開始したホールはジョン・ヒューズ監督作『すてきな片想い』(1984)ではギークな青年を、『ブレックファスト・クラブ』では秀才のキャラクターを演じ、一躍若手俳優の注目株に躍り出た。バートンの初期作品である『シザーハンズ』では、嫉妬心からキム(ウィノナ・ライダー)とエドワード(ジョニー・デップ)の親交を阻止しようとするキムのボーイフレンド、ジム役を演じ、それまでの好青年イメージを覆す難役に挑んだ。
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バートンとの再タッグとなる「ウェンズデー」での役どころはベールに包まれたままだが、近年も『フォックスキャッチャー』のような重厚なドラマから、『ハロウィン KILLS』(2021)のようなスラッシャー映画まで幅広く演じているホールなら、どんなキャラクターでもハマりそうだ。
「ウェンズデー」シーズン2には、映画『アダムス・ファミリー』でウェンズデーの叔父フェスター・アダムスを演じていたクリストファー・ロイド、『シックス・センス』(1999)ハーレイ・ジョエル・オスメント、『レザボア・ドッグス』(1992)スティーヴ・ブシェミ、そしてレディー・ガガの登場が決定しているため、ホールも加わり、さらに個性の強いキャラクター揃いとなることは間違いないはずだ。
ウェンズデー役オルテガや友人イーニッド役エマ・マイヤーズ、ウェンズデーの母モーティシア役キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、父ゴメズ役、弟パグズリー役アイザック・オルドネスはシリーズレギュラーとして続投する。マイヤーズは「シーズン2はクールで細かい小ネタがたくさん仕掛けられていて、シーズン1よりもお気に入り」とコメントしており、遊び心溢れる展開にも期待がかかる。
「ウェンズデー」シーズン2は、パート1が2025年8月6日に、パート2が9月3日にNetflix独占配信。
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Source:Variety