ミュージカル『ウィキッド』実写版、アリアナ・グランデ&シンシア・エリヴォに主演決定 ─『イン・ザ・ハイツ』監督が手がける

ロングランのブロードウェイ・ミュージカル『ウィキッド』の実写映画版『Wicked(原題)』の主演に、世界的人気歌手であり女優としても活躍するアリアナ・グランデとシンシア・エリヴォがキャスティングされたことがわかった。
ブロードウェイ・ミュージカル『ウィキッド』は、『オズの魔法使い』に登場する魔法の国を舞台に、国に災いを招く西の悪い魔女、エルファバを主人公とした名作。2003年、ニューヨークのガーシュイン劇場での初演を皮切りに、世界各地で今なお上演され続けている。
Deadlineによると、シンシア・エリヴォがエルファバ(西の悪い魔女)を演じ、アリアナ・グランデがグリンダ(南の良い魔女)に扮するとのことだ。エルファバは生まれつき肌が緑色で、強い魔力を持つが、家族や学校内では嫌われ者。一方、グリンダは魔法に興味を持ち魔法学校に入学し、美人で人気者になる少女だ。ルームメイトとなったふたりは正反対の性格でありながらも、衝突していくことで互いを理解し合い、無二の親友になっていく。
アリアナ・グランデ、シンシア・エリヴォ、そしてメガホンをとるジョン・M・チュウ監督は、それぞれInstagramにてキャスト発表の瞬間を写した写真を投稿。チュウ監督は、「ふたりの魔女たち!!アリアナ・グランデとシンシア・エリヴォに、ふたりがユニバーサル・スタジオ・ハリウッドによる『ウィキッド』のエルファバとガリンダ(グリンダ)役であると伝えた感動の瞬間」と記した上で、アリアナとシンシアが顔を手で覆い感激する姿を載せている。
一方でアリアナとシンシアは、ふたりがメッセージ付きの花を贈り合ったことがわかる写真を投稿。ふたりの息の合った演技・歌唱力に期待が高まるばかりだ。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
映画『Wicked(原題)』は、2022年夏に英国にて撮影開始予定。
Source: Deadline