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福山雅治、ディズニー映画『ウィッシュ』で悪役の吹替声優に決定、実際の声が聞ける予告編公開

ウィッシュ
© 2023 Disney. All Rights Reserved.

ディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』に登場するディズニー史上最恐のヴィラン、マグニフィコ王役の日本版声優を福山雅治が務めることが決定した

福山はシンガーソングライターとして活躍する一方、テレビドラマや映画、ラジオなど各方面で、日本のエンターテイメント界を牽引している。近年では、テレビドラマ「ガリレオ」シリーズの劇場版の第3作『沈黙のパレード』(2021)や、来日した全盲のFBIの特別捜査官・皆実広見役として主演を務めたTBS系日曜劇場「ラストマン全盲の捜査官(2023)が多くの注目を集めた。

そんな福山が今回担当するのは、どんな願いも叶う魔法の王国の国王マグニフィコ。魔法の力でロサス王国の国民の願いを叶える偉大な王だが、叶えるのは自分が良かれと思う願いだけで、実は国民の願いを支配しているという裏の顔を持っていた。人々の心の原動力である“願いの力を利用して、さらなる強大な魔力を手に入れようとする恐ろしさを秘めたキャラクターである。

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王としてのカリスマ性や恐ろしいヴィランへと変貌していく難しい感情を表現することがマグニフィコ王役には求められるが、US本社のオーディションを経て、確かな演技力はもちろん福山の持つ低く落ち着いた声が、王としての威厳、力強さを表現できると評価され、見事日本版声優に起用された。ディズニーが歩んできた100年の歴史の中でも「史上最も恐ろしいヴィラン」と制作陣が語るほどのマグニフィコ王を、福山がどのように演じるのか、大きな注目が集まりそうだ。

劇中ではマグニフィコ王が歌う「輝く願い」「無礼者達へ」という楽曲が登場する。自身のキャリアとしては新境地となる初のミュージカル作品への参加となるが、このマグニフィコ王役に決まったことについて「大変驚いたのと同時にすごく光栄でした。当然プレッシャーもありましたが、こんな経験はなかなか無いので、そのプレッシャーも含めて思いっきり楽しみたいなと思って現場に挑みました」と本作に向けての心境を吐露。マグニフィコ王については、「とても正しく正義感に溢れているキャラクター」と語っている。さらに「その行き過ぎた正義感に故に悲しい存在となってしまった、悲劇の王様だと思う」と続け、彼なりの信念や正義が劇中でどのように描かれていくのか、そして、どのようにディズニー史上最恐のヴィランへとなっていくのかからも目が離せない。

そんな難しい役どころのアフレコを終えた福山は「人は誰しもどんな立場でも年齢でも時と場合によって表と裏があります。裏の部分をどう表現できるのか、シーンによってその塩梅をチューニングするという事を注意しました」と振り返った。さらに「マグニフィコ王のことがよく分かると言うと、福山は暴君なんだなって思われそうですけど。マグニフィコ王に対して甘すぎるのかもしれませんが、複雑みをどうやって入れ込めば、その悲しみが可笑しみにまで昇華できるのか、というアプローチをしたつもりです」と、キャラクターへ愛情を持って声を吹き込んだとも語った。また、本作を楽しみにしているファンには、「願い、希望を持つことは大事なんだと教えてくれる作品になっています。そして、正しさとはなんだろう、人間にとって正義とは、悪とはなんだろうということを深いところで教えてくれる作品になっています」と熱いメッセージを送った。

ウィッシュ
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ディズニー100年の歴史の集大成であり、これからの100年の行き先を指し示す特別な作品『ウィッシュ』は2023年1215()全国公開。長きにわたり願いの力を描き続けてきたディズニーの“原点と“未来が、ここに。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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