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名匠ウディ・アレン、自伝の出版へ ─ 私生活から仕事までを綴る回顧録に

ウディ・アレン
Photo by David_Shankbone

『アニー・ホール』(1977)『マンハッタン』(1979)をはじめ、数々の名作を手がけた名匠ウディ・アレンの自伝『Apropos of Nothing(原題)』が出版されることがわかった。私生活から仕事まで、アレンの人生を包括した回顧録になるという。米Deadlineが報じている。

本書では、映画や演劇、テレビ番組などでのアレンの仕事人生や、家族や友人、そして人生における愛する者とアレンの関係性などが描かれる。

本書の世界出版権を獲得したのは、米ニューヨークを拠点に置くGrand Central Publishing。2020年4月7日に、アメリカをはじめ、カナダ、イタリア、フランス、ドイツ、スペインなど各国で順次販売開始となる。それぞれハードカバー版、電子書籍版、オーディオ版が展開されるとのこと。

アレンは、近年においても『ミッドナイト・イン・パリ』(2011)『ブルージャスミン』(2013)など話題作を生み出している。しかし、 2018年には自身の養女から性的虐待で告訴されたことで世間から厳しい批判を浴び、新作映画『A Rainy Day in New York(原題)』の公開が見送られてしまったことも。この自伝の出版も、Me-Too運動の世界的な高まりから厳しいのではと噂されてきたが、ようやく発売にこぎつけた。

『Apropos of Nothing(原題)』は、2020年4月7日米国発売予定。

Source:Deadline

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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