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『X-MEN: ダーク・フェニックス』ビースト役ニコラス・ホルト、「かつてない一面」演じる ─ 作品のエモーショナルな魅力語る

X-MEN︓ダーク・フェニックス
©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

マーベル映画『X-MEN』シリーズの最終章、『X-MEN: ダーク・フェニックス』が2019年6月21日(金)に公開される。このたび、本作でハンク・マッコイ/ビースト役を演じるニコラス・ホルトよりコメントが到着した。

ハンク・マッコイ/ビーストは「X-MEN」創設メンバーの一員で、プロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)の教え子である天才科学者。全身が青い毛で覆われた獣人に変身し、怪力とスピーディかつアクロバティックな動きで抜群の戦闘能力を発揮。現在はプロフェッサーXの右腕として、恵まれし子らの学園で若きミュータントたちの育成に務めている。

若きベテラン、ニコラス・ホルトの見た『X-MEN』

1989年生まれ、イギリス出身のニコラス・ホルトは12歳から俳優活動を開始した“若きベテラン俳優”だ。『シングルマン』(2009)の主人公を翻弄する青年ケニー役や『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)ウォーボーイ ニュークス役、『女王陛下のお気に入り』(2018)では歴史劇に挑むなど出演作品の幅は広い。『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』(2017)で作家J・D・サリンジャー役、主演最新作『トールキン 旅のはじまり』(2019年8月30日公開)では『ロード・オブ・ザ・リング』原作者J・R・R・トールキン役という実在の人物にも挑戦している。

X-MEN︓ダーク・フェニックス
©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

『X-MEN: ダーク・フェニックス』では、ジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)のダークサイドが覚醒し、彼女の内なる悪=〈ダーク・フェニックス〉が解き放たれてしまう。ビーストは任務中の事故でジーンに起こった異変にいち早く気づき、彼女のパワーの暴走に立ち向かう。しかし、脅威を止めるためには彼女を倒すしかない。ビーストはジーンを守ろうとするプロフェッサーXらと激しく対立し、X-MENは内部分裂の危機を迎える……。

これまで、ホルトは『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)から4作品にわたってハンク・マッコイ/ビーストを演じてきた。本作の冒頭において、ビーストは「前作(『X-MEN: アポカリプス』)の結末からほとんど変わっていない」という。

「ハンクは今でも恵まれし子らの学園にいます。まだ教授を続けていて、年長者の一人。いまや、チャールズと対等に近い立場にいると思いますね。前作では教えることを始めたばかりで、前々作(『X-MEN: フューチャー&パスト』)ではチャールズの世話係。それ以前(『ファースト・ジェネレーション』)はまだ生徒だったんですよ。(本作では)これまでに見たことのないハンクとビーストの一面を演じる場を提供してもらえたように思います。」

X-MEN︓ダーク・フェニックス
©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

ホルトは『X-MEN: ダーク・フェニックス』という作品の魅力について、自身の分析を加えている。

この映画はX-MENについて、そして彼らが他のスーパーヒーローとどう違うのか、どのように社会から扱われているかを描いています。素晴らしいのは、すべてが人間の基本的な感情に根ざしていること。パワーや能力を持った彼らが、裏切りや心の痛み、愛、喪失といったことに感情で反応し、取り組んでいく姿を描いています。まるでバラバラになった家族の物語のようですね。」

ジーン役のソフィー・ターナーも、本作を「スーパーヒーロー映画であり、一種の家族劇のよう」だと語ったことがあった。ジーンの暴走によって、固い結束で結ばれたX-MENに亀裂が走った時、一同はどのように行動し、どんな一面を見せることになるのか。変化を重ねてきたビーストの新たな一面にも注目したい。

映画『X-MEN: ダーク・フェニックス』は2019年6月21日(金)全国ロードショー

『X-MEN: ダーク・フェニックス』公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/darkphoenix/

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