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もしも突然、世界からビートルズが消えてしまったら? 注目の音楽映画『Yesterday』海外版予告編、エド・シーランも登場

https://www.youtube.com/watch?v=H3VeHyedL1U サムネイル

もしも突然、世界から「ビートルズ」というバンドが消えてしまったら?そして唯一、自分だけがビートルズの存在を覚えているとしたら?

『トレインスポッティング』シリーズや『スラムドッグ・ミリオネア』(2008)のダニー・ボイル監督が贈る、“もしも”の音楽コメディ映画『Yesterday(原題)』の米国版・英国版予告編が公開された。2018年、『ボヘミアン・ラプソディ』や『アリー/ スター誕生』にハマったあなたは要チェックですよ!

物語の主人公は、イギリスにある海辺の小さな町でミュージシャンを目指している青年ジャック・マリク。幼なじみのエリーに応援され、支えられながら夢を追いかけていたジャックだったが、音楽で有名になるという目標は叶えられそうになかった。ある日、世界的な大停電が起こった夜、ジャックはバスと交通事故を起こしてしまう。

幸いにも軽傷で済んだジャックだったが、気がつくとそこは“ビートルズの存在しない世界”。おもむろに「Yesterday」を弾き語ったジャックに、エリーは「なんて良い曲を書いたの」と言葉を失う。「僕が書いたんじゃない、ポール・マッカートニーが書いたんだ、ビートルズだよ」と答えるも、周りは「えっ、誰?」。ネットで検索してもビートルズがヒットしない世界で、ただひとりビートルズを知っているジャックは、彼らの楽曲によってスターへの道を駆け上がっていく……。

脚本を執筆したのは、『ラブ・アクチュアリー』(2003)や『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』(2013)を手がけた“ラブストーリーの名手”リチャード・カーティス。今回の予告編でも、過去の作品群に共通する切なさと多幸感が早くも顔をのぞかせていることをお確かめいただけるはず。

主人公ジャックを演じるのは、まちがいなく本作が飛躍のきっかけになるであろう新鋭ヒメーシュ・パテル。幼なじみのエリー役は『ベイビー・ドライバー』(2017)のリリー・ジェームズ、ジャックのエージェントとなるマンディ役はリブート版『ゴーストバスターズ』(2016)のケイト・マッキノンが演じる。さらに『ブレードランナー 2049』(2017)のアナ・デ・アルマス、人気ミュージシャンのエド・シーランも登場する。

映画『Yesterday(原題)』は2019年6月28日に米国公開予定

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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