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『ズートピア』主人公ジュディ役の上戸彩、ディズニー声優は3度目 ─ 『ピーターパン』『マレフィセント』で演じたキャラクターとは

ズートピア
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

2016年公開、動物たちのユートピア社会を舞台に新米ウサギ警察官の奮闘を描いた長編アニメーション映画『ズートピア』。主人公のウサギ警察官ジュディ役の日本語吹替え声優を務めたのは日本を代表する俳優、上戸彩だ。

実は上戸、ディズニー作品で声優を務めるのは『ズートピア』で3度目。キャリア初期の2000年代初頭と2010年代にそれぞれアイコニックな作品で吹替えを務めているのだ。

2001年、テレビドラマ「3年B組金八先生」出演後に挑んだ声優デビュー作が、1953年公開のディズニーアニメ映画『ピーター・パン』の続編『ピーター・パン2 ネバーランドの秘密』。第二次世界大戦下のロンドンを舞台とした本作では、大人になったウェンディの娘ジェーンの物語が描かれる。当時17歳の上戸は、主人公ジェーンと子ども時代のウェンディの二役で吹替えをこなした。

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この頃から歌手活動や映画・ドラマへの出演で多忙を極めていた上戸が、再びディズニーと仕事を共にしたのは12年後の2014年。『眠れる森の美女』の悪役として登場する魔女、マレフィセントを主人公とするダークファンタジー映画『マレフィセント』で、エル・ファニング演じるオーロラ姫役の吹替えを担当した。

2年後の2016年、上戸に再びディズニーからオファーの声がかかった。依頼されたのはこれまでの人間キャラクターとは違い、動物のキャラクター。「立派な警察官になる」という夢を追うため、動物たちの大都会・ズートピアに上京したポジティブなウサギの主人公ジュディを、キャラクターの猪突猛進な性格を捉えた快活なアフレコで見事に演じ切った。

ディズニーとのコラボレーションは続き、2019年には『マレフィセント2』でオーロラ姫を再演。さらに、2023年にはディズニー100周年を記念して製作されたオリジナル短編映画『ワンス・アポン・ア・スタジオ -100年の思い出-』にも参加し、ジュディ役の再演も果たしている。同作は2023年12月15日より封切りとなる最新作『ウィッシュ』上映前に同時公開され、吹替え版は劇場でのみ鑑賞できる。

2023年12月8日(金)には、日本テレビ系金曜ロードショーで『ズートピア』が地上波放送。上戸演じるジュディの冒険をお楽しみいただきたい。下記のリストで英語/日本語吹替え声優陣をチェックしよう。

『ズートピア』英語版/日本語吹替えキャスト一覧

キャラクター名 本国版声優 日本語吹替声優
ジュディ・ホップス ジニファー・グッドウィン 上戸 彩
ニック・ワイルド ジェイソン・ベイトマン 森川 智之
ボゴ署長 イドリス・エルバ 三宅 健太
ベルウェザー ジェニー・スレイト 竹内 順子
クロウハウザー ネイト・トレンス 高橋 茂雄(サバンナ)
ライオンハート市長 J.K.シモンズ 玄田 哲章
ガゼル シャキーラ Dream Ami
フィニック トミー・“タイニー”・リスター 白熊 寛嗣
フラッシュ レイモンド・S・パーシ 村治 学
マイケル・狸山(日本版オリジナルキャラクター) 芋洗坂係長

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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