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『アベンジャーズ/エンドゲーム』海外興行成績、公開初日に189億円を記録 ─ ついに世界公開、週末に1,100億円超え目指す

アベンジャーズ/エンドゲーム
MARVEL/PLANET PHOTOS 写真:ゼータイメージ

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』が、ついに世界中の映画館にて公開された(ロシア、アルメニアを除く)。2019年4月24日(水曜日)には、日米に先がけ、世界25市場にて封切りを迎えている。海外から到着した恐るべき初日の成績を、速報としてお伝えしたい。

Deadlineによれば、『アベンジャーズ/エンドゲーム』が4月24日に世界25市場で記録した公開初日の興行成績は1億6,900万ドル。日本円に換算すると約188億8,120万円(1ドルあたり約111.7円)だ。なお、4月25日(木曜日)には、中国の初日興行成績が1億720万ドル(約120億円)以上を記録したことをお伝えしたが、実際には報道をわずかに上回る1億750万ドルとなっていたという。

世界各国で記録更新、10億ドルの大台目指す

報道によれば、『アベンジャーズ/エンドゲーム』は世界各国において、前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)をしのぐ初日興収記録を樹立。中国、香港、台湾、タイ、オーストラリア、フィリピン、韓国では1日あたりの興行収入の歴代記録、そのほか多数の市場にて公開初日の歴代記録を更新したという。

24日(水曜日)の公開初日に、中国に次ぐ興収記録を示したのは韓国の840万ドル。続いてオーストラリアの700万ドル、フランスの600万ドル、イタリアの580万ドル、ドイツの560万ドル、フィリピンの390万ドル、香港の270万ドル、台湾の260万ドル、インドネシアの250万ドルと続く。

またDeadlineは、公開2日目となる25日(木曜日)に、本作が中国で4,550万ドル、韓国で600万ドルを新たに稼ぎ出したことを伝えている。これらは推定額のため正確な数字は続報を待ちたいが、中国では週末までの5日間で3億ドル突破を目指す勢いだ。なお中国では、24日から28日までの5日間に休日は1日しかない。代わりに直後の5月1日~4日が連休となっているため、こちらにも大きな期待が寄せられるところだ。

いよいよ公開を迎えるアメリカ本国でも、想像を超えるメガヒットが予想されている。米国最大のチケット販売サイト「Fandango」は、オープニング前売記録(26~28日)が『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)を超えて同サイトの歴代記録を更新したことを明らかにした。さて、どんな成績が飛び出すか……。

ちなみに、前例なき勢いでスタートをみせた『エンドゲーム』は興行収入の“予測屋”を泣かせているようでもある。米国メディアは本作の全世界オープニング記録(24~28日)を予測しているが、Varietyが「8億ドル以上」と伝えたのに対して、The Hollywood Reporterは「9億~9億5,000万ドル」との数字を発表。Deadlineに至っては「海外のみで7億ドル超え」としているため、米国興収を含めて、全世界で10億ドル突破の可能性も視野に入れている。10億ドルといえば、日本円で約1,116億9,584万円(1ドルあたり約111.7円)である。

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年4月26日(金)全国ロードショー

『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html

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Sources: Deadline, Variety, THR, Fandango

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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