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『スパイダーマン3』ヴェノム役、『ノー・ウェイ・ホーム』に「出てる」宣言 ─ でも話の内容がむちゃくちゃな模様

『スパイダーマン3』のヴェノム/エディ・ブロック
CREDIT: Sony Pictures/Photofest 写真:ゼータイメージ

サム・ライミ版『スパイダーマン3』(2007)でヴェノム/エディ・ブロックを演じたトファー・グレイスは、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に出演しているらしい。えっ、そうなの?

「ここだけの話にしてほしいんですけど、僕出てるんですよ」とグレイスは米ネット掲示板のAMA企画(日本で言う所の『◯◯だけど質問ある?』)に書き込んでいる。『ノー・ウェイ・ホーム』は禁断のマルチバースが開かれるとされる物語で、別世界であるライミ版シリーズからドクター・オクトパスやグリーンゴブリンが登場する模様。これにかこつけて、グレイスもヴェノム役で出演しているというのだが、彼の説明する筋書きはこうだ。

「物語はピーター・パーカー(トム・ホランド)が正体をバラされて、ドクター・ストレンジがヤバい事態を起こし、ドクター・オクトパス(アルフレッド・モリーナ)がこの次元に出現するところから始まります。そしてエレクトロやグリーン・ゴブリンも“エナジー・サークル”から飛び出してきて、“スパイダーを叩き潰す時が来た”と言うんです。」

登場人物は報じられている面々だし、あながちありえなくもない展開である。そこから、グレイスはこう続けている。

「そこでトム・ハーディと僕が飛び出してきて、2人で戦って、僕が勝つんです(当たり前だよね)。いや、戦うってほどでもなくて、僕が彼のケツを速攻で蹴るんですけどね。」

ははーん、グレイス、ふざけているな。そろそろ確信できるはずだが、これはグレイスが全力で遊んでいる書き込みである。その証拠に、グレイスはこんなトンデモ展開を説明しているのだ。

「あんまりバラしたくないんですけど、1970年代のオリジナルのスパイダーマンの役者も登場して、アクアマンとバットマン(キートンじゃなくてアフレックのほう)もクロスオーバーする。それからディズニーのおかげで、『スカイウォーカーの夜明け』の時のハン・ソロの霊や、『ウォーリー』のイヴまで出る。繰り返しになるけど、ここだけの話にしてね。」

それにしてもトファー・グレイス、DCユニバースのクロスオーバー事情や『スター・ウォーズ』ネタまで盛り込んでくるとは、かなりのポップカルチャーファンのようだ。とどめの『ウォーリー』(2008)、なかなか絶妙なチョイスである。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のUS公開は2021年12月なのでまだしばらく先だが、こうしてあれこれ話している期間も楽しいものだ。

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Source:reddit

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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