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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』ラシャーナ・リンチ、ネットで受けた誹謗中傷を告白 ─ 「世界を変えるために挑戦しなければ」大きな覚悟明かす

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
Credit: Nicola Dove / © 2019 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.

『キャプテン・マーベル』(2019)などで知られるラシャーナ・リンチが、『007』シリーズ最新作007/ノー・タイム・トゥ・ダイに出演することが発表された際に受けた中傷被害について語った。

本作でラシャーナが演じるのは、ノーミという名のMI6エージェント。なかでも、ノーミはジェームズ・ボンドと同じ「殺しのライセンス」を持つ00エージェントとされている。ラシャーナによれば、出演発表後の反応はほとんどがポジティブなものだったというが、一方で中傷的なメッセージも受け取ったという。英The Guradianにて、以下のように語っている。

「InstagramのダイレクトメッセージやTwitterで、私のとてもパーソナルなことに関するメッセージも届きました。私の友人は、すっごく(自分についての)意地悪で腹黒い内容の会話も聞いたらしいです。女性や黒人はある特定の場所には入り込めないといった、私が生まれる前の時代のことを考えさせられました。」

ラシャーナは、2021年7月にインターネット上で誹謗中傷を受けた英プレミアリーグのサッカー選手、マーカス・ラッシュフォードらの一件についても言及している。7月11日に行われたEURO2020のイングランド対イタリアの決勝戦でのことだ。同試合はPK戦までもつれこんだ末に、イタリアが優勝トロフィーを手にすることとなった。試合後、ラッシュフォードをはじめPK戦でゴールを外したイングランド代表選手3人が、インターネット上で人種差別的な誹謗中傷を受けたのだ。

これについて、ラシャーナは「フットボールでのあのような反応にはそこまで驚きませんでした。こう話すのは悲しいことでもありますが」と語る。「もしあなたがエンターテインメント界やスポーツ界に身を置く黒人で、しかも“失敗”してしまったら、あなたは両立できないと思わされるでしょう。黒人でありながらも人を楽しませるということはできないというように」。ラシャーナは当事者にしか分からない苦しみに理解を示す一方で、「それでもあなたは黒人でありながら人を楽しませ、国のため、世界のため、そして歴史のために勝利を掴まなければいけないのです」と強い気持ちを明かしている。

これらを踏まえ、ラシャーナは自身が属するハリウッドで努力し続けていくようだ。「自分の知っている数少ない方法で、世界を変えるために挑戦していかなければいけない仕事はまだあるんだとも思わされます」とラシャーナは語る。その1つの伝達手段が『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で彼女が演じるノーミだ。「若くて新鮮で仕事に対してとても現代的な黒人女性のエージェントを登場させることは、これまでの『007』でも見られなかったことだと思います」とラシャーナ。「なので台無しにしたくありませんでした」と、大きな覚悟で作品に臨んだことを明かした。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2021年10月1日(金)全国公開。

Source: The Guradian

Writer

SAWADA
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。

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