『ドクター・ストレンジ』カンバーバッチ、『キングスマン』コリン・ファースにマーク・ストロングらが新作映画『1917』で共演へ ─ 『007』サム・メンデス監督作

「豪華キャストで贈る」なんて聞き飽きたかもしれないけれど…、これは本当にホントに豪華キャストだ!
『007 スカイフォール』(2012)『007 スペクター』(2015)のサム・メンデス監督による新作映画『1917(原題)』に、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファースにマーク・ストロング、リチャード・マッデンらが出演することがわかった。米Varietyなどが伝えている。
既に『はじまりへの旅』(2017)ジョージ・マッケイや「ゲーム・オブ・スローンズ」ディーン=チャールズ・チャップマンの出演がアナウンスされていた本作は、キャストの掛け合わせが面白い。コリン・ファースとマーク・ストロングといえばもちろん『キングスマン』シリーズでお馴染みだ。『ドクター・ストレンジ』(2017)のベネディクト・カンバーバッチと『007 スペクター』のアンドリュー・スコットは、ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」(2010-2017)で共演している。また、カンバーバッチとコリン・ファース、マーク・ストロングは『裏切りのサーカス』(2011)を共にした3人。ディーン=チャールズ・チャップマンとリチャード・マッデンはそれぞれ「ゲーム・オブ・スローンズ」トメン・バラシオンとロブ・スターク役だ。
本作『1917』は第一次世界大戦の真っ只中の1日を描くもので、ジョージとディーン演じる2人の若き英国兵を中心に物語が展開。2019年4月1日よりイングランドとスコットランドで撮影開始予定だという。
サム・メンデス監督はクリスティ・ウィルソン-ケインズと共に脚本も手がける。プロデューサーとして、カンバーバッチ出演の『スターター・フォー・テン』(2006)『Stuart: A Life Backwards(原題)』(2008)やマーク・アームストロング出演の『Blood(原題)』(2012)などを手がけたピッパ・ハリスが参加する。
撮影は『ブレードランナー 2049』(2017)や『007 スカイフォール』のロジャー・ディーキンス、編集に『ダンケルク』(2017)『ダークナイト』(2008)のリー・スミス、音楽には『ロード・トゥ・パーディション』(2002)などサム・メンデス監督とは過去6作を共にしたトーマス・ニューマンが結集。ほか、スピルバーグ率いるアンブリン・パートナーズがドリームワークス社を通じてプロデュース。まったくスキのない強力布陣で挑む。
『1917(原題)』は2020年1月10日に米国公開予定。豪華キャスト協奏劇、今のうちから注目しとこう。