「24 -TWENTY FOUR-」新作企画、水面下で進行中 ─ 「復活の可能性はある、議論は活発だ」

ジャック・バウアー、もしかして帰ってくる…? 海外ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」の新企画が水面下で進められていることがわかった。米Deadlineにて、米FOXエンターテイメントのマイケル・ソーン社長が語った。
全ての出来事がリアルタイムで進行するサスペンス「24 -TWENTY FOUR-」は、2001年から2014年にかけて全9シーズンが製作された大人気シリーズ。日本でもレンタルビデオが人気を博し、2000年代海外ドラマブームの火付け役ともなった。2017年にはスピンオフ作品「24:レガシー」が製作され、ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)の登場しない物語が描かれている。
このたび、ソーン社長は本シリーズの復活について「今でも可能性はある」と示唆。「プロデューサー陣は、我々もまだ知らないアイデアの話し合いを進めていますし、創作の議論は活発に行われているのです」と語った。シリーズの製作総指揮を務めるハワード・ゴードンも、同じくDeadlineの取材にて「常に検討している」と述べたという。
「24 -TWENTY FOUR-」については、2020年1月にジャック・バウアーが再登場する企画が進められているとして、「レジデント 型破りな天才研修医」(2018-)のトッド・ハーサンが就任。ソーン社長とゴードン氏は“ただ作るのではなく、やる価値があるものを”との意志を示しつつ、なんらかの発表を行う意志を示していたが、続報は届けられていなかった。現在の企画が当時と同じものであるかは明らかになっていない。
なお、FOXはかねてより本シリーズの復活を目指しており、2018年にはジャック・バウアーの若き日を描く前日譚シリーズや、おなじみの“リアルタイム展開”を活かした法廷サスペンスの企画が浮上していた。ただし、どちらの企画も実現は断念されている。
Source: Deadline