第63回グラミー賞、ビリー・アイリッシュ「No Time To Die」、『ジョーカー』『ジョジョ・ラビット』が受賞

米音楽界の祭典、第63回グラミー賞の授賞式が2021年3月15日(日本時間)、開催された。ここでは、映画ファンが注目の「最優秀楽曲賞映画、テレビ、その他映像部門」「最優秀楽曲賞映画、テレビ、その他映像部門」「最優秀サウンドトラック・アルバム作曲賞映画、テレビ、その他映像部門」の結果をお伝えする。
最優秀楽曲賞映画、テレビ、その他映像部門
最優秀楽曲賞映画、テレビ、その他映像部門は、ビリー・アイリッシュによる「No Time To Die」(『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』より)が獲得。楽曲は2020年2月にリリースされたが、映画はコロナ禍に見舞われて2021年10月まで延期に。映画公開前にも関わらずの異例の受賞となった。
ほかノミネートされていたのは、テイラー・スウィフト「Beautiful Ghosts」(『キャッツ』より)、ブランディ・カーライル「Carried Me With You」(『2分の1の魔法』より)、イディナ・メンゼル&オーロラ「Into The Unknown」(『アナと雪の女王2』より)、シンシア・エリボ「Stand Up」(『ハリエット』より)。
最優秀楽曲賞映画、テレビ、その他映像部門

最優秀楽曲賞映画、テレビ、その他映像部門に輝いたのは、ヒドゥル・グドナドッティルによる『ジョーカー』(2019)。同作では、第77回ゴールデングローブ賞作曲賞、第92回アカデミー作曲賞も受賞しており、晴れて三冠を達成した。この部門では、ほかにマックス・リッチャー『アド・アストラ』(2019)、カマシ・ワシントン『Becoming(原題)』(2020)、トーマス・ニューマン『1917 命をかけた伝令』(2019)、ジョン・ウィリアムズ『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)がノミネートされていた。
最優秀編集サウンドトラック・アルバム賞映画、テレビその他映像部門

最優秀編集サウンドトラック・アルバム賞映画、テレビその他映像部門の受賞は、タイカ・ワイティティによる『ジョジョ・ラビット』(2019)。他ノミネート作の『幸せへのまわり道』(2019)、『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え』(2020)、『ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜』(2020)、『アナと雪の女王2』(2019) を押さえての受賞となった。
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— Taika Waititi (@TaikaWaititi) March 14, 2021
Source:Grammy