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ジョゼフ・ゴードン=レヴィット主演、航空スリラー『7500』米予告編 ─ テロリストに操縦桿を委ねるか、乗客を一人ずつ殺させるか

https://www.youtube.com/watch?v=Z5Vz9nPw2lg

『ダークナイト ライジング』(2012)『(500)日のサマー』(2009)のジョゼフ・ゴードン=レヴィット主演、Amazon Original『7500』が2020年6月19日(金)よりAmazon Prime Videoにて配信される。極限状況のコックピットを舞台とする航空スリラー映画だ。このたび、米国版予告編が公開された。

「みなさん、こんばんは。機長より、みなさんの一日が素晴らしいものになることをお祈りします」。ドイツ・ベルリンからフランス・パリに向かう旅客機にて、アメリカ人の穏やかな副操縦士であるトビアス(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)は、いつも通りの仕事に着手していた。機長のマイケルは、フライトアテンダントのギョクチェとトビアスが恋人同士であることをすぐに察する。何を隠そう、二人の自宅では、息子が帰りを待っているのだ。

ところが、離陸直後に事態は急変する。乗客の数人がナイフを手に、突如コックピットへと襲いかかったのだ。マイケルは重傷を負い、トビアスも腕を切りつけられた。なんとか男たちを追い出し、トビアスは緊急着陸のため管制室に連絡を取る。「数人の男に攻撃されました。現在、機長は怪我しており、乗組員の状況は不明…」。いまや、ギョクチェがどうしているのかもトビアスには把握できないのである。そんな中、テロリストたちは、乗客の一人を殺害。コックピットに入れなければ、罪なき人々をさらに殺していくと告げる。機内のカメラだけを頼りに、トビアスは機内の様子を伺いながら、判断を下さなければならないのだ。

予告編からもうかがえるように、本作は主な舞台をコックピットに限定することで、“航空スリラー”でありながらもソリッド・シチュエーション・スリラーであるという仕掛けが特徴だ。外の様子がわからない、すなわち何が起きているのかがわからない。何を信じていいのかもわからない……。脚本・監督を務めたのは、本作が長編デビュー作となるパトリック・ヴォルラス。前作『Everything Will Be Okay』(2015)がアカデミー賞の短編実写映画部門にノミネートされた注目の才能だ。

Amazon Original『7500』は2020年6月19日(金)よりAmazon Prime Videoにて配信

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Source: ComingSoon.net

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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