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エミネムがアカデミー賞授賞式にサプライズ登場、17年越し「Lose Yourself」 ─ リークされれば出演キャンセルの極秘体制

2020年アカデミー賞のエミネム
Troy Harvey / ©A.M.P.A.S.

韓国映画『パラサイト 半地下の家族』が作品賞・監督賞・脚本賞・長編国際映画賞の4冠を獲得するサプライズが飛び出した第92回アカデミー賞授賞式では、もうひとつの驚きも。エミネム(Eminem)が突如としてステージに出現、2002年リリースの代表曲「Lose Yourself」をパフォーマンスしたのだ。

2020年アカデミー賞のエミネム
Troy Harvey / ©A.M.P.A.S.
2020年アカデミー賞のエミネム
Troy Harvey / ©A.M.P.A.S.

“B・ラビット”エミネムが登場したのは、録音賞・音響編集賞発表の直前。ミュージカルスターのリン=マニュエル・ミランダが映画におけるサウンドトラックの重要性を紹介した時のことだ。往年の映画名シーンのコラージュ映像が映し出されると、聴こえてきたのは「Lose Youself」のメロディ。『8 Mile』(2002)の映像が登場し、最後に『脱出』(1972)バート・レイノルズが名台詞“Sometimes you have to lose yourself before you can find anything.”を口にするシーンが挿入。するとステージでは、突如エミネムが生バンドを背に出現したのだ。驚いた出席者らもラップを口ずさんだり、身体を揺らして楽しむ姿を見せ、パフォーマンスが終わるとスタンディングオベーションで称えた。

2020年アカデミー賞のエミネム
Troy Harvey / ©A.M.P.A.S.

エミネムは「Lose Yourself」で2003年にヒップホップ曲として史上初のアカデミー歌曲賞を受賞しており、その年の授賞式でオスカー像を受け取るはずだった。ところがエミネムは「寝ていた」ために式を欠席。「受賞するはずがないと思っていた」「グラミーとかオスカーとか、賞というものが何なのか分からない」と語っていたことがある。

エミネムは出演後、同曲イントロ部分の歌詞をもじり、「もしも、もう一発、もう一回があるのなら…ご招待ありがとう、アカデミー賞」と謝辞。添えられた動画は、欠席していた受賞発表の映像だ。「すまない、ここに来るのに18年もかかった。」

2020年アカデミー賞のエミネム
Troy Harvey / ©A.M.P.A.S.

実はこの日のエミネムの登場は、極秘裏に進められていたものらしい。会場となったドルビー・シアターはこのリハーサル中完全に閉鎖されており、もしも出演が事前にリークされた場合は出演キャンセルの可能性もあったという。

Source:Variety,Southpawer

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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