第96回アカデミー賞、なぜプレゼンターが5名に増えたのか?

2024年の第96回アカデミー賞は例年より1時間早く開幕し、演出面でも変化が見られた。そのうちのひとつが、主要部門のプレゼンターを歴代受賞者5名が務めたことだ(例年は1〜3名)。
そのため、ロバート・ダウニー・Jr.が選出された助演男優賞では前年度受賞のキー・ホイ・クァンだけでなく、マハーシャラ・アリ、ティム・ロビンス、サム・ロックウェル、クリストフ・ヴァルツも登壇。また、エマ・ストーンが選出された主演女優賞では前年度受賞ミシェル・ヨーのほか、サリー・フィールド、ジェシカ・ラング、ジェニファー・ローレンス、シャーリーズ・セロンも登壇した。

ほかにも助演女優賞では前年度受賞のジェイミー・リー・カーティスに加えて、レジーナ・キング、リタ・モレノ、ルピタ・ニョンゴ、メアリー・スティーンバージェンも登壇。主演男優賞も前年度受賞のブレンダン・フレイザーのほか、ニコラス・ケイジ、ベン・キングスレー、マシュー・マコノヒー、フォレスト・ウィテカーが登壇した。
過去の受賞者ら5人が新たなウィナーを迎えるという演出は、2009年開催(第81回)のフォーマットを復刻させたものである。「ファブ・ファイブ」と呼ばれるこの形式の復活を発案したのは式のプロデューサー、ラージ・カプールとケイティ・ムーラン。共にプロデューサーを務めたモリー・マクナーニーも当時の5人形式が良かったことを記憶していたので、全面的に賛成したのだと、米Varietyにて認めている。
唯一の懸念点は、どうしても尺が長くなってしまうことと、映像クリップを使わないことだった。「でも、映像クリップを使いすぎるのも良くない。ちょっと圧倒され過ぎてしまう。個人的なものにしたかったし、ほとんどのプレゼンターに、自分でコピーを書いてもらいました。そうすることで、親密な感じを演出して、友人があなたのために話しているようにしたかったんです。その点、うまくいったと思います」と、マクナーニーは明かしている。
ちなみに2010年開催の第82回では、主演男優賞と主演女優賞の発表において6人がプレゼンターを務めており、より大所帯の演出となっていた。
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Source:Variety































