ティモシー・シャラメがボブ・ディラン演じる『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』Rotten Tomatoes観客スコアで高評価

ティモシー・シャラメが伝説的なミュージシャン、ボブ・ディランを演じる伝記映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』が米国公開され、米レビューサイトRotten Tomatoesで高いスコアを獲得している。
2024年12月25日に米国公開された『名もなき者』は、現時点でRotten Tomatoesの批評家スコアは79%、観客スコアは96%の高評価を誇っている。
シャラメが主演した他の作品と比較すると、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(2023)の批評家スコアは82%で観客スコアは91%、『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)の批評家スコアは83%で観客スコアは90%、『デューン 砂の惑星PART2』(2024)の批評家スコアは92%で観客スコアは95%。『名もなき者』の批評家スコアは過去の主演作に及ばないものの、観客からの支持の高さが際立っていることがわかるだろう。

舞台は60年代初頭。後世に大きな影響を与えたニューヨークの音楽シーンを舞台に、ミネソタ出身で19歳の無名ミュージシャンだったボブ・ディランが、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子を描く。
歴史に残る名曲と伝説を数多く残し、今もなお現役でステージに立ち続ける史上最高のミュージシャン、ボブ・ディラン。“生きる伝説”として世界に影響を与え続ける彼は、2016年に、その文学的影響力により、ミュージシャンとして初となるノーベル文学賞を受賞したほか、アメリカ文化へ多大な影響をもたらしたとしてピュリツァー賞特別賞を受賞。さらに、フランスの最高勲章であるレジオン・ドヌール勲章、民間人に贈られるアメリカ最高位の勲章となる大統領自由勲章などが贈られている。
音楽史に名を刻むレジェンドを演じ、観客だけでなく批評家からも好意的な評価を得ているシャラメは、今後も若手俳優としてハリウッドを背負い、その才能を発揮し続けてくれるに違いない。
脇を固めるキャストは、エドワード・ノートン(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)、エル・ファニング(『マレフィセント』)、モニカ・バルバロ(『トップガン マーヴェリック』)、ボイド・ホルブルック(『LOGAN/ローガン』)、ダン・フォグラー(『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』)、ノーバート・レオ・バッツ(『エクソシスト 信じる者』)、スクート・マクネイリー(『それでも夜は明ける』)ほか。
監督は、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』、『フォードvsフェラーリ』でメガホンをとったジェームズ・マンゴールド。脚本はマンゴールドと、『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2001)のジェイ・コックスが共同で手がけた。
ティモシー・シャラメがボブ・ディラン役で主演する伝記映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は、2025年2月28日に日本公開。
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Source:Rotten Tomatoes