『スター・ウォーズ』新ドラマ「アコライト」にはダース・モール戦を超えるライトセーバー・バトルが登場する?

『スター・ウォーズ』のファンは、心に残っているライトセーバーの決闘シーンがそれぞれあるはずだ。中でも、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)ダース・モール戦を挙げるファンも少なくないだろう。
クワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービの前にひとり堂々と立ちはだかる、黒装束のシス。鬼気迫る殺気、ゆっくりと灯るダブルブレードの赤いライトセーバー。ローブをはためかせながらの軽やかな身のこなし、ひとりでふたりのジェダイを圧倒する驚異的な剣術。熟練のマスター、クワイ=ガンを仕留めると、戦局は使命感に燃えるオビ=ワンとの一騎打ちへ……。
これに匹敵するようなライトセーバーの決闘シーンが、新たに見られるかもしれない。2024年6月5日よりディズニープラスにて日米同時配信となる新ドラマ「アコライト」だ。舞台は『ファントム・メナス』の100年前で、意外にもまだ実写化されたことのなかった“ジェダイ全盛期”が描かれる。物語は劣勢側のシス目線で描かれ、多くのジェダイたちとの戦いがフィーチャーされる。
ライトセーバー戦が見どころになると米Entertainment Weeklyで紹介したのは、この新シリーズで初登場するジェッキ・ロンという名のジェダイを演じるダフネ・キーンだ。マーベル『LOGAN/ローガン』(2017)でローラ役を好演した19歳である。
キーンによれば、「アコライト」の製作時、『ファントム・メナス』ダース・モール戦の話題が「非常に頻繁に」あがったという。「私たちは、ダース・モール戦を超えたかったんです」と言うのだ。
「『スター・ウォーズ』映画ユニバースにおいて、一番象徴的な戦いだと思います。素晴らしい戦いで、セーバーの戦いには全員が興奮しました。オリジナルの『スター・ウォーズ』らしい技術や技巧があって、観客として見た時に感動を覚えます。」
キーンらジェダイを演じる役者たちは、一日に何時間も剣術の訓練に励み、それぞれに異なる戦い方を確立させていったという。19歳のキーンはライトセーバーを使った撮影に興奮してしまい、カメラの前でつい口で「ブゥーン」と効果音を発してしまい、何度も怒られたそうだ。「それに、笑みが抑えられなかったんです。興奮しすぎちゃって、“ダフネ、笑わないでください。あなたは今戦っているんですよ”ってずっと注意されちゃって。“ですよね、ごめんなさい。楽しすぎて”って感じでした」。
「アコライト」は2024年6月5日よりディズニープラスにて日米同時配信。初回は2話同時配信。
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Source:Entertainment Weekly