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アンドリュー・ガーフィールド&ジュリア・ロバーツ、『君の名前で僕を呼んで』監督の新作スリラーに出演

© Patrick Lovell https://www.flickr.com/photos/drlovell/53008630579/ | U.S. Department of State https://www.flickr.com/photos/statephotos/52542372884/ | Maximilian Bühn https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Luca_Guadagnino_Call_Me_By_Your_Name_Press_Conference_Berlinale_2017.jpg

『君の名前で僕を呼んで』(2017)のルカ・グァダニーノ監督による新作スリラー映画『アフター・ザ・ハント(原題:After the Hunt)』に、アンドリュー・ガーフィールドジュリア・ロバーツという2大スターが出演する見込みであることがわかった。米Deadlineが報じている。

本作は、とある優等生が大学教授を告発したことをきっかけに、その同僚(ロバーツ)もまた仕事とプライベートの岐路に立たされてゆく物語。彼女もまた、自分自身の過去に隠された秘密が白日の下にさらされることになる……。グァダニーノが監督を務め、脚本はこれがデビューとなるノラ・ギャレットが執筆した。

『アメイジング・スパイダーマン』シリーズで広く知られるガーフィールドだが、『沈黙 -サイレンス-』(2016)や『アンダー・ザ・シルバーレイク』(2018)『Tick, tick… BOOM! : チック、チック…ブーン!』(2021)など出演作は多彩。現時点で本作には出演交渉中であり、演じる役どころは明らかになっていない。

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報道によると、『アフター・ザ・ハント』は製作会社Imagine Entertainmentがしばらくの間準備を進めており、業界内でひそかに話題を呼んでいた企画。「全米脚本家組合のストライキ後、最も優れた脚本のひとつ」とも言われ、複数の有名監督が興味を示していたという。2024年3月にグァダニーノが就任し、追ってロバーツが参加した。

米国配給はAmazon/MGM。グァダニーノとは『ボーンズ アンド オール』(2022)、『チャレンジャーズ』(2024)に続いて3度目のタッグとなる。

今後、ガーフィールドはフローレンス・ピュー共演の恋愛映画『We Live in Time(原題)』を控えるほか、遠藤周作の同名小説をマーティン・スコセッシが映画化する『イエスの生涯』にも出演する可能性がある。また、ロバーツも近年、『終わらない週末』(2023)や『チケット・トゥ・パラダイス』(2022)、ドラマ「ホームカミング」(2018)などでその人気と注目を再び高めている。

監督のグァダニーノは、最新作であるゼンデイヤ主演のスポーツ映画『チャレンジャーズ』が6月7日(金)に日本公開予定。ハイペースな映画製作を続けており、今年はダニエル・クレイグ主演『クィア(原題)』も映画祭でお披露目されると予想されているほか、ジョシュ・オコナー&レア・セドゥ出演『Separate Rooms(原題)』が撮影準備中だ。

もっとも、次回作はこの『アフター・ザ・ハント』になる可能性が高まってきた。現時点では2024年夏に撮影を開始し、2025年に劇場公開予定だという。

Source: Deadline(1, 2

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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